天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

アジャイルカフェ@オンライン 第75回に参加してきた

https://agile-studio.connpass.com/event/358698/

こちらのイベントに参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。

会の概要

アジャイルコーチのお三方がアジャイル実践者から寄せられる悩みに答えていくイベントです。今日のテーマは「組織やチーム内で「アジャイル」への認識を揃えるための方法」でした。

会の様子

1on1やワークショップを実施

1on1やワークショップを実施して、アジャイルとはなにか?というのを聞いてみてどういうところがずれているのかを探っていくという話がありました。
ワークショップでは、アジャイルソフトウェア開発宣言を優先順位順で並べてもらって、そのうえで自分たちはなんでその価値観を大切にしているのか?やどういうところが自分たちの組織では適用難しいと思っているのか?といったところを話すようにしているそうです。(さらに5つめの価値を追加するなら?というのを聞いてみることもある)

ずれがあることを明らかにするという狙いや、お互いに何を大切にしているのか?というのを考えるようにする狙いがあるそうです。

用語のずれ

心理的安全性やスプリントゴールに代表されるように、一つの言葉でも全然違うイメージをお互いに思っているというのが多いので、そういうときになにか定義を共通で決めるという過程を大切にしていくのが良いのではないか?と考えているという話がありました。

また、そういった言葉へのこだわりはアジャイルが好きな人ほど強い印象があるそうで、そういう人ほど他の人の考えに耳を傾けて欲しいということです。

アジャイルへの認識を揃えないほうがいいのでは?

今回の問いのたて方はアジャイルに関して組織やチーム内の対立を招きやすいという話があり、チームの中で話をしながら組織で納得できるアジャイルというのを考えていくのが良いという意見がありました。

タイムライン

アジャイルの認識を揃えるという話ではないかもしれないけれど、タイムラインの形でそのチームの歴史を残していくというのは、盛り上がりもするしこれまでの話をナラティブに伝えていくというメリットがあるというお話がありました。

組織でアジャイルの認識を揃える方法

社内コミュニティや勉強会、社内交流会といったものを活用して、そこで議論するのが良いという話が出ていました。

チームが全然違うなら、アジャイルに対する期待や認識が違うのは全然いいことだし、孤独になりがちなスクラムマスターやアジャイル実践者がつながる事例ができるというのもすごく良いことだということです。

会全体を通した感想

テーマを聞いたときに、そもそも危険な匂いがする考え方だなあと思っていたのですが、そのあたりにもしっかり触れられたうえで、共通認識を作ることよりもその過程を大切にしているという話が聞けたのがすごくよかったです。

手法へのフォーカスというよりはプロダクトだったりへのフォーカスがもっと強くなっていくといいなあと思いました。