学びを楽しむ! エンジニアによる勉強法発表会・勉強法の勉強会 #5に参加してきた
https://yumemi.connpass.com/event/354010/
こちらのイベントに参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。
会の概要
名前の通り、エンジニアの方々の「勉強」に関して勉強していくイベントです。
会の様子
インプットの選択と集中を、自分好みのAIと共に
技術情報が氾濫している状態で選択と集中の問題をどう考えているか?という話がありました。
みそのさんはAIに自分好みのキャラクターを想定したペルソナを渡し、Deep Researchなども利用して調査をし、気になった用語や技術トレンドに関する内容をキャッチアップしすることで、楽しみながら自分が気になる情報を探しているということでした。
また、AIには自分に興味のない情報が来た際にそれを指摘する、というのもやってみると良いだろういうお話がありました。
AI時代だからこそ、自分で考える知的生産術
- 学習では効率よりも効果を大切にする
- 自分自身が複雑な問題に対処できるようになること
- 自分自身が楽しめること
をやむさんは大切にしているということでした。また、一番は肉体(睡眠&運動&栄養)であり、そこからメンタルをはじめとした土台があり、知的学習システムが存在すると考えているということでした。
知的学習システムに関しては、手書きメモは効果が高いこととAIに推論を任せてしまうと学習機会を失ってしまうという2点から要約と推論を軸に、Heptabaseを使用することを推奨しているそうです。
アウトプットを目指す勉強法
最初から解説記事を書くつもりで勉強を進めていくということをしているそうで、実際に学んだことをまとめながら自分がわからないところを想定し、最終的には内容をアウトプットするようにしているそうです。
なお、アウトプットはインターネット上に公開することを指しているのではなく、自分自身だけが見える場所に置くことも該当すると考えているという話がありました。
グラフィックデザイナーがSwiftUIを習得するために取り組んでいる学習法
けんすうさんの発言にインスパイアされたショウヘイさんは、SwiftUIのTODOアプリを作るための小説を書いてもらうようにして、ストーリーとしてやり方を理解することで、ステップ・バイ・ステップで技術的な内容が頭に入るようにしているというお話がありました。
学びは趣味の延長線
学習のためには自分自身の感情に関してふりかえりをすることが重要だと考えているそうですが、感動や共感は自分一人でやると精神的にもなかなかつらいので、アニメを見てふりかえるようにしているということでした。
例えば。鬼滅の刃から目の前の課題にすぐに飛び込んでいくことや自分で考える習慣の重要性を見つけて、そこで出てくるような感情をアニメを通して疑似体験することで、ストレスを抱えにくくさせながら学びを得られるように工夫しているそうです。
会全体を通した感想
生成AIを活用してどのような学習をみんながしているのか?というのが気になっていたので参加したのですが、やはりいろいろな学習法の話が出ていて面白かったです。
これまでリソースの制限などでできていなかったことができるようになった分、学びの方略が大分多様化したなという印象で、自分がやるかはさておき小説にしてストーリー形式で頭にいれる話などは特に印象的でした。