天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

アジャイルカフェ@オンライン 第71回に参加してきた

https://agile-studio.connpass.com/event/350915/

こちらのイベントに参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。

会の概要

アジャイル実践者から寄せられている悩みに対して、仁さん家永さん木下さんのアジャイルコーチのお三方が回答をしていくイベントです。今回のテーマは、「チームが自己組織化するために、スクラムマスターができることとは?」でした。

会の様子

自己組織化された状態とは?

家永さんはサッカーのメタファーを用いているということで、監督がすべてを動かすのではなくチームメンバーが状況を把握しながらやっていくという話をするということでした。
木下さんは、自己組織化の反対として挙げられる指揮命令型を説明して、そこと対称的な状態にあるという話をするそうです。(チームオブチームスの話をすることが多い)

自己組織化されたスクラムイベントは?

想定した通り仕事が進まないときに、メンバー同士で知恵を出し合って助け合い解決するような動きがデイリースクラムで起きているような状態だという話がありました。
また、自己組織化できていない状態として、「デイリースクラム始めます」みたいなことから毎回スタートするという話が出ていました。

他にも、作業量の調整などがメンバーを介さずとも行われるような状態やデイリーの後にチームメンバーだけでスウォーミングすることは理想的だということです。
他にもスクラムイベントではないですが、リファインメントの際にUser Storyを書いてみるときに命令的な記述になっていたり、役割をしっかり分割するような動きをしているのは自己組織化されたスクラムイベントと対極な位置にあるということでした。

POや開発者本人にとって自己組織化の利点は?

自由になることや孤立から卒業することなどは利点だという話が出ていました。また、これは人によるものの裁量が増えてどんどん提案ができて意義があるものに関しては感謝されるというのは意気に感じる(仕事が楽しいと感じる)人はいるはずだということです。

スクラムマスターのできること

最初はうまくいっていることより悩んでいる話がありました。これまで自己組織化などが求められてこなかった開発者が、自己組織化的な動きを求められることに億劫さを感じながらベイビーステップで変革していくのは大変だし、悩んでいるということです。

次に、方法としては真逆の方法もあるよという話があって、交渉をして自己組織化的な動きを促してみるというやり方も交渉をせずに怒られたらそれまでだと思ってやってみるという方法もありだという意見が出ていました。(結果的に怒られないことも多い)

会全体を通した感想

自己組織化というテーマというよりも他の話でも言えそうなことが多くて面白かったです。

仕事のやり方に関しては、人から指示をされて仕事をするほうが安心するしそういう仕事をしたいという人もいるとは思うので、このあたりに無理に自己組織化を促すのはどちらにとっても幸せにはならないんだろうなあというのを思っていました。