こちらのイベントに参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。
アーキテクチャカンファレンス
先日あったアーキテクチャカンファレンスに参加していた参加者の方から、内容を少し共有してもらっていました。
- 新しい技術を知ると既存の問題を解決できるように思えるけれども、実際にやるとなるとビジネス職への説明やマネージャーへの説明などが必要になってくるものであり、HowとWhyの入れ替わりには注意したいという話がありました
- SaaS向けSaaSを作っていくにあたって、SaaSの提供パターンが複数あり、その中でアカウントごとにDBを作る/作らないみたいな話があったそうで、そこでのトレードオフ関係が整理されていたりSaaSのあるべき姿(顧客が増えてくると機能を割り勘するような姿になってくる)のようなものが定義されていたのが面白かったということでした。また、SaaSビジネスをしていくにあたって、コントロールプレーンに対してどこまでコストをかけずに取り組んでいけるのか?みたいな話があったのも面白かったそうです。
TDDの使い方の話
47機関のデイリーイベントでいいだけ話した!現実的なソフトウェア設計プロセス、事業とエンジニアのフェーズによるTDDの効果の違い、プロパティベースドテスティングの使い所などなど。 https://t.co/CknoYOGSLA
— きょん@アジャイルコーチ、システムアーキテクト (@kyon_mm) 2024年11月20日
こちらのTweetでされていた話を共有していました。
テスト駆動開発本(t_wadaさんが翻訳している本)を実務で使うのはなかなか難しいと思っているという話から、実戦テスト駆動開発で書かれているやり方に寄り道をしてなるべく原理から逸れないようにアレンジしているという話や、最初にイベントストーミングをやるというのは理にかなっているという話をしていきました。
また、やっとむさんは「設計が進むテストはどれかな?」と考えてテストを書き出すという話を聞いたりして、そこから適切なテストが思い浮かぶそうですが、自分たちだとその問いかけだけでテストが思いつくようなことはないので、やはり何個もモデルを実践してみたり実際にシステムをいくつか作って見るようなことをしないと上達は難しいんだろうなあという話が出ていました。
次回以降の勉強会
話の流れとClojureを見るのがそろそろ辛くなってきたという理由から、モデリングを次回以降の勉強会でしてみようという話が出ました。色々話をした結果、
- 20:45集合にする(これまでより15分だけ早く開始する)
- Coding Dojoの問題を上から解く
- 事前に準備はしない
- モデリングが終わった後は各自が実装をどこかのリポジトリにPushする
- 次の週にコードを書いたうえでのFBを共有する
が決まりました。