今週もこちらのイベントに参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。
今日は、関数型デザインの第14章を読んでいきました。
この章で伝えたかったことは?
関数型言語を使ってGUIを作ると、一見すると副作用があるように思える(オブジェクトを使って状態を管理して描画をするという副作用もある)けれども、それは誤解だという話が伝えたかったのではないか?という話をしました。
プログラムには状態はないけれど、指示の中には状態が間違いなくあるので、そういったニュアンス(状態があるかどうかは「関数型」かどうかにあまり関係なく、一つの状態を更新するのかどうかが関係ある)が伝わることを望んでいたんじゃないかということです。
オブジェクト指向のこころとのつながり
オブジェクト指向のこころで例としていて出ていた、金属盤を切り出すような話が今回の章で出ていた例とかなり近いように思えるという話をしていきました。
また、stateオブジェクトが持っている要素自体はオブジェクト指向型言語でも関数型言語でもそんなに大きな違いはなくて、それをTurtleクラスが持つのかどうかというのが大きく違うんだろうな、という話がありました。
本章のモチベーション
本章は実務で使うようなイメージがまったくわかなく、あんまり深いところまでコードを読むようなモチベーションを持つことができなかったという話をしました。
プロパティベースドテスト
前回の章の復習という形で前回の章の確認話をしていきました。
全体を通した感想
GUIをテーマにした章でしたが、内容的には以下のリンクに貼ったstateを渡してnew stateが返ってくるみたいな話がメインで、あとはコードの詳細という感じだったので、そこまで深堀りができず読書会の満足度という意味ではややもやもやした状態で終わった会でした。