天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

アジャイルカフェ@オンライン 第61回に参加してきた

agile-studio.connpass.com

こちらのイベントに参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。

会の概要

家永さん木下さん一條さんのお三方がアジャイル実践者からの悩みに答える会です。
今日は、「スクラムマスターに任命されたら何から始める?」でした。

会の様子

話の前提

最初に話の前提として、

  • チームはすでに集まっている
  • スクラムの基礎知識はある

が定義されました。

すでに存在しているチームに対してやること

まずは観察をすることがいいのではないか?ということでした。
現状を観察しない状態でいきなり改革を進めると抵抗がされやすいのが理由だということです。
観察の具体的な方法としては、スクラムイベントの様子を見るのはもちろん、ペアプロをしてみるのもおすすめだということでした。他にも、前任者やメンバー、アサインを決めたマネージャーに対してインタビューをしてみると良いということです。

また、ファシリから始める方法もあるそうですが、デイリーが1時間くらいされていたり進捗共有会になっている状況でお手本を見せるとかいう話ならまだしも、自分たちでやっていたところに勝手に割り込んで入ってくるのはメンバーの反抗や、ファシリの責任放棄にもつながるので、注意が必要だということです。

全体的に、課題に対して迫るのは重要である一方、信頼関係をまずは築く*1というのが大切だということでした。

新チーム立ち上げに際してやること

まずは紙飛行機ワークショップなどをやってみて、グループで学ぶ必要性があるという話がありました。
そういったワークショップのファシリテーションをすることで、人となりもなんとなくわかるのが良いということです。

他にも、インセプションデッキをやることが多いという話がありました。
ただ、インセプションデッキをやる前に顧客にインタビューをしたりしながら、顧客と直接会話ができる関係性を築いておくことが重要だということです。

また、ここでも関係性を築いていったり、まだよくわからないチームメンバーのことを知るようにするために、スキルマップを作ったりすることも有効だということでした。

会全体を通した感想

スクラムマスターとして入るというより、新しいチームメンバーとして入る際にやることだなあという印象はありましたが、それだからこそまずは信頼関係を築いていくというアプローチが大切だし、プロジェクト立ち上がり時の重要性が高いというのを実感する会でした。

*1:言動を一致させる、なんのために自分がいるかを伝える、まずは相手の話を聞く、ランチに一緒に行く...