天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

オブジェクト指向のこころを読む会 Vol24に参加してきた

yr-camp.connpass.com

こちらのイベントに参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。

チーム活動

チームであまり活動をしていないという話から、47機関はどういう活動をしているのか?という話をしていきました。

詳しくはスクラムフェス三河でもしプロポーザルが採択されたら話そうと思っていて、結構莫大な量にもなるので、詳細は書くのをやめておきます。

スクラムフェスの現地参加

スクラムフェス金沢もいよいよで、できれば現地に参加したいという話や、れつさんの後輩が参加するのでその後輩がもしいたらぜひやさしく話してほしいという話をしていきました。

リファクタリング

Factoryパターンとかって既存のコードにどうやって導入するんだろう?という疑問を持っていたので、この章の内容はすごくよかったという話がありました。

一方で、24章のリファクタリングに関しては、振る舞いを変えないという話やテストで既存の動作が担保されているみたいな話がまったくなく、ただただ書き直すように文章を見ると思えてしまうので、PRなどで「リファクタリングしました」と言うと混乱を招きかねない点は少し気になったということでした。

25章応用問題

まず、抽象度を上げて話をすることができるので、まだドメイン理解などもできていない段階で実装の詳細に立ち入って話をすることを防げるのは良いという話がありました。

次に、凝集度を上げて結合度を下げることで変更容易性を高くすることができるというのもメリットだろうという話がありました。

25章あなたの意見1

他の書籍と比較して、本書独自の定義がよくも悪くも多いので、これまで知っていた用語に対する理解の拡張が行えたのはよかったという話をしていきました。

ただし、逆にこれまであまり触れてこなかった概念(例えば共通性/可変性分析など)に関しては、本書以外も読んでいかないと、中途半端な理解や誤った理解で実践をしてしまいそうだという話がありました。

次回以降どうするか?

一応今日で本書は読み終えたので、次回以降どうするかを話し合うことにしました。

モデリングを実践することをやりたいなとは思いつつも、なかなか具体的なアイデアがない状態なので、それは次回以降また考えることにして、輪読会は続けていこうという話になりました。

全体を通した感想

今日は冒頭30分で、ブログには書きにくい雑談をしたりした後に、時間を延長して今後の話をしたりして、相変わらず自由な会でした。

別の本にはなりますが、オブジェクト指向のこころを読む会はまだまだ続いていくので、楽しみです。