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久しぶりに分散アジャイルチームの会に参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。
なぜ「聴く」ということは難しいのかの同時視聴
まずは尾澤さんのセッションを聞いていきました。
自分の感情や解釈に引っ張られすぎないように、普段から自分がイライラする部分を理解しておくのが重要だというのはめちゃくちゃそうだなーと思いながら聞いていたのですが、個々の部分は結構同時視聴している方でも共感している方が多く、やはりまずは自分の想いを聴くことが重要なんだなあというのを実感しました。
また、尾澤さんのセッションを聞いて、折角同時視聴しているのだからということで、プロのコーチのspring.akiさんに話を聞いてみたく無茶振りをしてみたのですが、そこから聴くことに対して会話が拡がり、spring.akiさんやmoriyuyaさんから以下のような議論を聞いていきました。
- 尾澤さんの言語化能力が高い
- 相手との信頼関係を作るみたいな部分は、尾澤さんがプレゼンでしていたように補足をしたくなった
- セッションとは直接関係ない話だけれど、1on1を外部に委託したいっていうシーンがあんまり想像できないので聞いてみたい
- 外部から一時的に関わる人と、内部でずっと関わり続ける人とではだいぶちがうかなと思う。外部から関わる人は初めての情報が多くなりがちなので聴く耳を持ちやすい。一方で外部から関わるとアドバイスが教科書的な話に偏ってしまい、クライアントのチームに反感を持たれることもある(例えば、スプリントレビューにはステークホルダー呼びましょうね、と言って「それができたら苦労しないんだよ!」と思われるみたいな)
- 外部から話を聴くと賢い愚者のふりをするのはしやすいというのはある。何もしらない前提で聴くみたいな。ただし、聞き方が相手に罪悪感を抱かせるような聞き方になってしまうと失敗。
雑談
相手の話を聞く時に「初心者なのですが...」と質問するという話から、ちょうどきょんさんが直近のエンタープライズアジャイル勉強会に質問した話を聞いていました。
- リードタイムが長い=悪いみたいな意図の発言
- VSMをワークショップに選んだ根拠
あたりを聞いたということなのですが、きょんさんが何を聞いたのか気になっていたので、このタイミングで聞けてよかったです。
10年スクラムの学習をしてきたけど、スクラムマスターは簡単ではなかった話
続いて昨年のスクフェス三河のしょーださんのセッションを聞いていきました。
期待値的にZuziのスクラムマスターLevel1的な話を想像していたけれどピープルマネジメント的な部分まで踏み込む必要があってZuziのスクラムマスターLevel2の話に近いような展開になっていたのかな?というのを同時視聴しながら話をしていて、なかなかすごいセッションだったという感想も出ていました。
しょーださんの過去の生々しい体験談を聞けるセッションで、スクフェス札幌でお逢いしたときもこのセッションの話を直接少ししたのですが、このタイミングで改めて同時視聴ができてよかったです。
全体を通した感想
久しぶり(多分3週間ぶりくらい)の分散アジャイルチームでしたが、同時視聴がたくさんできた上に同時視聴後の雑談でも盛り上がれて楽しかったです。
「聴く」ことのDeep Diveはめちゃくちゃ聞きたいなあと思いました!