天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

スクラムフェス福岡登壇のふりかえり

www.scrumfestfukuoka.org

スクフェス福岡で登壇してきたのでそのふりかえりをしていこうと思います。(下書き状態で長い間放置していた間に記事を更新するのを忘れ去られていました)

使用したスライド

speakerdeck.com

登壇のモチベーション

スクフェス福岡は4つプロポーザルを出していて、他の3つのプロポーザルもこれまで自分が出してきたプロポーザルと比較するとかなり力を入れたプロポーザルだったので、一番ネタに近い&自分が話すプレゼンテーションっぽくないプロポーザルがAcceptされたのにはまず驚きました。

スクフェス福岡は本当に素晴らしいプロポーザルが集まっていて、倍率としてもめちゃくちゃ高かったので、このプロポーザルが選ばれていいのかの不安は若干ありましたが、自身がこれまで経験したことがないタイプのプレゼンをすることで領域展開*1をしていくチャンスだと捉えることができたので、登壇すること自体はすごく楽しみでした。

発表準備

今回はプロポーザルを書いた時点で、ある程度話せるだろうとは思っていたものの、菅原道真のどの文集から話を持ってくるとプレゼンとして面白いかはAccept後に改めて考えていきました。
そのため、まずは学生時代のノートや記録をたどるところからスタートしていったのですが、この作業は懐かしさがあって非常に楽しかったです。

ある程度話せそうなポイントが見つかった後は、発表の構成を探っていきました。
元々は、価値基準と三本柱の単位でプレゼンをしていく予定(例: 勇気といえば菅原道真のXXですよね...)だったのですが、あまりにもストーリー性に欠けており、1分LTを20回連続で同じ人から似たようなテーマで聞いているような感覚を受けてめちゃくちゃつまらなさそうだったので、菅原道真の生涯を話をしながら最後にまとめ的な形で価値基準と三本柱の単位で整理する、という構成に変更することにしました。

最後に簡単にリハーサルを何回かして、準備を終えました。

トータルの準備時間で言うと、今回は元々好きな内容だった&知っている話だったこともあって、いつもほど準備に時間はかからなかったです。

発表当日

現地でオンライン発表用のブースが確保されていたことを知らずホテルからの発表になったというのはありましたが、今回はこれといったトラブルもなく、イメージどおりに発表することができました。

時間も久しぶりに自分が理想としている時間(プレゼンの1割弱余し)で終わらせることができて、満足しました。

悔やまれること

本当にスクフェスでこんな内容で話してよかったのか疑問は残りつつも、今回は全体的に満足がいく発表でした。
ただ、発表の示す範囲が無意識にでかくなってしまったこと(スクラムの三本柱と価値基準の話しかしていないのにスクラムの話をするといったこと)は反省点で、プロポーザルを見てlikeしてくださった方の中にスクラムイベントの話とかをしてくれるんだろうと期待している方がいらっしゃったら、それは大変申し訳無いです。

*1:えわさんがaki.mさんの領域展開という表現をしてくれていてめちゃくちゃ気に入ったので積極的に今後使っていこうと思います