天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

エンジニア採用一年目の教科書〜年間20名を採用する採用担当になるまでのストーリー〜に参加してきた

lapras.connpass.com

こちらのイベントに参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。

会の概要

以下、イベントページから引用です。

本イベントはLAPRAS株式会社と株式会社HERPの共催イベントです。

エンジニア採用を担当して日が浅い方を対象に「エンジニア採用一年目の教科書」と題して、エンジニア採用で成果を出しているゲストをお招きし、ご自身の1年目の経験談やそこから得られた教訓・Tipsを語って頂くシリーズの第2弾です。

今回は、"エンジニア採用未経験"から1年で年間20名を採用する採用担当になられたフラーの佐藤さんにご登壇いただきます。当日は佐藤さんがエンジニア採用担当になられてからの1年間、どのようなステップを経て成果を出せる担当者になっていったのかについて、実践した施策の解説と共にストーリー仕立てでお届けします。

会の様子

佐藤さんがエンジニア採用担当になったきっかけ

マーケティング領域で周りの人たちとの差を感じて何かしら新しいチャレンジをしたいと考えていたことと、人材系の副業を経験していたことから人やキャリアに興味が湧いていたことの2点が理由で、佐藤さんはエンジニア採用担当になったということでした。

エンジニア採用のレベルアップ

続いて、エンジニア採用担当になりたてからどのようにレベルアップしていったのか?という話を聞いていきました。

Level1 : スカウト候補ピックアップ

まずは、スカウト候補を現場のニーズに照らし合わせてピックアップするところからスタートしたということでした。
ただし、エンジニアリングに関する知識不足が原因で、現場のニーズが直接言及されている方しかリクルーティングができなかったそうで、現場からフィードバックをもらいながら改善を繰り返していったということです。

並行して、読書でエンジニアリングの基本知識を身に着けていったということです。

honto.jp

Level2 : スカウト送付

ある程度ピックアップができるようになったことで、スカウトの送付を実施し始めたということでした。

ただし、スカウトの返信率は非常に低かったそうで(2%くらい)、現場のエンジニアと話をしながらなんでこのスカウトには反応してもらえくてこのスカウトには反応してもらえたのか?という部分をふりかえりしていったそうです。

Level3 : カジュアル面談対応

スカウトの返信率が上がってきたところで、業務範囲をさらに広げてエンジニアのカジュアル面談も対応し始めたということです。

こちらは事前準備*1をしておくことである程度対応することができたそうですが、事前準備にかなり時間をかけていたが故に一日に3件しかこなせななかったということでした。

ただし、とにかく経験を積んでいったことで、候補者のプロフィールから当日の流れが想像できるようになり、徐々にこなせる数も増えてきたということでした。

Level4 : 入社エントリの量産

続いて、採用広報を目的に入社メンバーを紹介する入社エントリを量産するようになったということでした。

ただ、採用との並行活動になったためなかなかここに工数が割けず、フォーマット化したものを入社した方に直接渡して、そのフォーマットを埋めてもらう(佐藤さんはチェックする)形にしたそうです。

Level5 : スカウト業務の型化

インターン生と一緒にチームでのスカウト体制を構築できるように、これまでやっていた業務を型化したということでした。

仕組みづくりはもちろん、自身がそうしてもらったように丁寧にフィードバックをすることを佐藤さんは心がけているということです。

会全体を通した感想

現場のエンジニアと会話しながら採用を進めていく重要性や段階を踏んでいく重要性を実感できたのがよかったです。

佐藤さんの実直な人柄が実感できる素敵なイベントでした。

*1:話をした項目を事前に洗い出しておく