distributed-agile-team.connpass.com
今週も分散アジャイルチームの会に参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。
「笑顔の合意」のテクニック - 噛み合わない会話と対立を克服するための、エモさを排した実践的なスキルと技法 -の同時視聴
まずはこちらのセッションを見ていきました。
伊藤さんのセッションらしく丁寧に構成やスライドが作り込まれており、登壇者が二人という特徴も上手に活かされていて、素敵なセッションでした。
コアビリーフの話やNVCにおける観察やニーズの話など理論的な部分を話しながらも、kumagaiさんとの対話や現場での実際の体験談などを適度に混ぜながらお話されていて、抽象的な話になりがちなテーマを見事にまとめてくれていたのは特に印象的でした。
伊藤さんはこれまで技術にはっきりと寄ったテーマを話されることが多かったのですが、今回のセッションのように毎年新しい形を模索され、自身も学習を続けられていて、本当に尊敬の一言です。
感想戦
セッションを見終わった後は、及部さんの「NVCもマインドフルネスもコーチングもうさんくさく思っちゃう人が多いのはなんでだろう」という発言をきっかけに、軽い感想戦がスタートしました。
- 「あなただからできるんでしょ」と感じてしまう
- 反証可能性が薄いので、学問として受け入れることが難しい(ただし、反証可能性という観点でうさんくさく思っている人口はあまり多くなさそう)
- 人による違いもあるけれど、学ぶ対象によっても、言葉で聞いてわかるものと体験したほうがわかるものはわかれているような気がする
- 実践をする前にDrop(うさんくさいと思う)人が多そう
- 1. 知る 2.わかる 3.できる 4.教えるとしたときに、コーチングは1→2のステップがでかそう。一方で、例えばアジャイル開発は1→2はそこまでだけど2→3に壁があるイメージがある
といった話が出ていました。
全体を通した感想
今日はきょんさんの配慮の塊の結果の21:30スタートでしたが笑、セッションを同時視聴できた上に、コーチングやNVCに関する会話もその流れで聞けて非常に楽しかったです。
きょんさんが発言しなくても場が成立していて、改めて参加者が場を作る尊さを実感する会でした。