天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

読書会(ABD):エンジニアリングマネージャーのしごと 一回目に参加してきた

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こちらのイベントに参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。(RSGT2023も経由して参加を決めたイベントでした!)

会の概要

エンジニアリングマネージャーのしごとを皆で読んでいこうという会です。

会の流れ

自己紹介

参加者で簡単に名前と今気になっていることを自己紹介として話していきました。

オリエンテーション&投票

今回の読書会はABDで読んでいくということで、どのパートをそれぞれが気になっているか?(どこを読むか?)という部分を決めていきました。

サマライズ

各自で本の内容をその場で読み、付箋に内容を整理していきました。
大体一人あたりが1章分を担当するような形になりました。
本の要約に近い内容になってしまうので、サマライズされた具体的な内容の言及はこのブログでは避けます。

発表

1人あたり2分くらいを目安に、サマライズした内容を発表していきました。

章の内容が盛り沢山なので時間は2分だときつきつな感じでしたが笑、皆さんがサマライズした成果を聞くことができて盛り上がりました。

ディスカッション

最後にこれまでの発表も踏まえながら、フリーテーマで話をしていきました。
以下のような話が出ていました。(1on1の章の話題がほとんどでした)

  • 1on1で黙る時間を大切にするというのは面白かった。これまで間を埋めがちだった。
  • 1on1のモチベーションって大事。1on1したいなーみたいな状況をどう作るかみたいなのは本を読んでいて大事だと思った。
  • 本にあった1on1のコントラクティングは重要だと思う一方で、初回に決めたコントラクティングがそのまま固定化されてしまうのは危険だと感じた。
  • 双方向の関係性って大事で、そのためにリーダーの思考を自己開示していくことも重要だなと思った。リーダーの考えを聞く機会ってあまりない
  • 1on1の話は1on1大全がおすすめ

おかわりトーク

本の内容ともかぶせながら、マネージャーとしてスキルアップしている今向き合っている課題*1をどうやって解決していくといいのか?と言った話だったり、マネージャー像の変遷の話だったり、リーダーの作法とエンジニアリングマネージャーのしごとの関係性の話をしたりしていきました。

会全体を通した感想

エンジニアリングマネージャーの方々が集まる会になるかなあと思っていたのですが、多種多様な方々*2が集まり、多種多様な文章の解釈や様々な経験を聞くことができて、とっても楽しかったです。

企画者であるさわらびさんも初めてのイベント企画&運営ということでしたが、それをまったく感じさせない安定感が溢れる企画&運営でした。

*1:課題を解決することではなく、課題を見つけることが仕事に変遷していく実感がある

*2:エンジニア、エンジニアリングマネージャー、チームリーダー、エンジニアの進捗を管理するマネージャー...