天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます

Scrum Fest Sapporo 2022〜Day1〜に参加してきた

www.scrumfestsapporo.org

昨日に続き、スクフェス札幌に参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。

Keynote1 - これまでのスクラムのこれから

まずはkeynoteを聞いていきました。
前半部分では、これまでスクラムがどういう流れで育まれてきたのか?後半部分では、じゃあスクラムは今後どうなっていくのか?という構成のお話でした。

前半部分では、ハードウェアとソフトウェアの関係性の変化を聞きながら、どういう流れでソフトウェアが世界を飲み込んだのか?そこにスクラムがどのように貢献してきたのか?何がスクラムを形成したのか?というところを知れて、純粋に知識欲が満たされたという点で最高でした。

後半部分では、「スクラム実践者が知るべき97のこと」でも紹介されているような驚くべきスクラム活用事例(警察!)や

最後はスクラムの「本当の」プロダクトでは何か?という話からグッとなるようなメッセージで話を締められて、

もちろん個人的な感想ですが、今年聞いた中で一番のkeynoteでした。

Beyond Budgeting 脱予算経営 ~ Agile 2014 キーノートを再訪する

経営の前提知識はまだまだない上に、脱予算経営の本も読んだことがない状態での参加だったのですが、安心と安定の川口さんクオリティだったので、スクラム実践者やコミュニティ参加者のコンテキストから再訪しやすいように解説してくれたので、とっても楽しく聞くことができました。

予算の難しさは常々感じますし、予算の壁でアジャイルが潰れてしまう事例を幾つも見てきたこともあったので、すごく可能性を感じる話だと思いましたし、今後積極的に勉強していきたいです。

最初の自己紹介、スクフェス運営委員の話、交通整理(信号機とラウンドアバウト)、X理論/Y理論...の話が見事に繋がっていく部分は特に最高でした。

スクラムから離脱した末端社員のスクラムマスターが社長に「Joy,Inc化しよう」と言ってみた話

偶然の出逢いに支えられながら困難な状況を打開し、行動変容を起こし続けていた山田さんのキャリアに、コミュニティの人がどのように結びついているのか?を山田さんの言葉で聞けるセッションで、すごく良かったです。

確かに偶然の出逢いの話ではあるものの、山田さんが偶然が起きる範囲を積極的に広げている感覚をすごく持ちました。(ちょっとうまく言語化できていないのですが、偶然が起きる確率を上げているというよりは範囲を広げているイメージを持ちました)

コーチーズクリニック

どっちのセッション見ようかなーと思ってフラフラしていたら、コーチーズクリニックでkappaさんがまだ枠空いているよーということだったので、完全に雑談をするために参加しました。(実は昨日の懇親会で、kappaさんが久しぶりにコミュニティに戻ってきたという話をRSGTの歴史の話と一緒に聞いていました)
自分が気になっていた、RSGTがどういう想いで立ち上がったのか?どんな人がいたのか?今見ていてどんなことを感じるか?なぜ再び戻ってきたのか?という話が聞けて楽しかったのですが、特に、あまりにも生々しくてパブリックには公開されていないRSGT立ち上げ時のピッチ資料を見せもらえることができたのは、めちゃくちゃ感動しました。。

受託開発受注のためのちょっとしたコツ 〜「何でもかんでもやります」じゃなく、まずはデモ〜

並行セッションも魅力的だったのでめちゃくちゃ悩みましたが、さとりゅうさんのセッションを見ていきました。
さとりゅうさんが受託開発をしていく中で、プロダクトを作っていくにあたって何を力学として感じたのか?その力学にチームで争うためにデモをどのように活用したのか?という話を聞いていきました。
力学の説明だけではなく、こうした場ではなかなか紹介されにくいさとりゅうさんが具体的にやられている事例も紹介してもらえて、面白い発表でした。

また、セッションの内容とは全然関係ないんですが、山田さんのセッションでもさとりゅうさんのセッションでも、島田さんからの質問がセッションの学びを増幅させてくれるものばかりで、すごくありがたかったです。

品川アジャイル

念願の品川アジャイルYoutubeデビューしてきました。
びばさんhisaさんとセッションやカンファレンスのふりかえりをしていったのですが、びばさんhisaさんが感じたことを聞くことができたのは面白かったです。
あまり何をするかはよく分からず、その場のノリで参加しましたが、カンファレンスならではの楽しみができている感じがあってとっても楽しかったです。

keynote2〜思うは招く ゆめがあればなんでもできる〜

Closing keynoteとして植松さんの話を聞いていきました。

kiroさんの知的労働者の話や、川口さんの脱予算経営の話、昨日の懇親会で聞いた古川さんの話...色々な話がどんどん繋がってくるようなセッションで、すごく良かったです。

話の内容としては、植松さんが感じてきた違和感/その違和感がどういうセリフやどういう行動から生まれているのか?という話を植松さんの人生と一緒に話してくれたのですが、一言一言一エピソード一エピソードが心に染み渡るような話で、オフラインカンファレンスで初めて目頭が熱くなる経験をしました。(会場でも涙を流す方々や鼻水をすするような声が聞こえてきていました)

また、植松さんの話の中で異端として触れられているような話が、当たり前の世界に感じられるような環境であることに、スクフェスの凄さを感じました。