RSGT2023にプロポーザルを出しました!
セッションの内容に興味がある方は、ぜひlikeをお願いします。
プロポーザルの概要
以下、confengineから引用です。
◆セッション概要
本セッションでは、この1年半で220近いコミュニティの誕生/発展/離散を見てきた自分の経験と幾つかの学問(社会学/学習科学/文化人類学/生物学...)の力を組み合わせてコミュニティの育成に必要な要素を考察し、価値を生み出すコミュニティをセッションを聴いた人が作れるようになることを目指します。
◆セッションの流れ(より詳細な内容はプロポーザルのOutline/Structureを確認ください!)
最初に、コミュニティが生み出す価値をお話します。
コミュニティが生み出す価値は多種多様であり、コミュニティの規模や公なコミュニティかどうかをはじめとした変数にも影響されるものですが、RSGTに参加している皆さんのコンテキストにできるだけ寄り添った形で生み出す価値を説明します。(アジャイルやスクラム関連のコミュニティのコンテキストに近いコミュニティが生み出す価値を説明します)コミュニティが生み出す価値を共有した後は、価値を生み出すコミュニティに備わっている要素を説明します。
自身が関わったコミュニティの事例や過去に功績を残したコミュニティの事例をベースにしながら、なぜその要素が大切なのか?その要素を調整するには具体的にどのような行動を起こせばよいか?をお話します。
ここでお話しする要素の中身は静的ではなく、日々変化するものであり、調整が必要です。
そのため、調整が必要な「コミュニティの不吉な匂い」も併せて紹介します。最後に、書籍『コミュニティ・オブ・プラクティス』で触れられているコミュニティの発展段階を紹介し、発展段階に合わせてセッションで説明した内容をどのように活かすか説明します。
書籍『コミュニティ・オブ・プラクティス』でも、発展段階ごとにどのようなアクションを取ると良いかは記載されていますが、本セッションでは、書籍に記載されたアクションの説明ではなく、セッション内で触れた内容を発展段階ごとにどのように実装するとよいかの一例をお話します。
プロポーザルを出すまで
そもそもの話ですが、プロポーザルを出すのかの葛藤がありました。
1月はバタバタしていそうなことが目に見えているため、仮にRSGTで採択された場合は準備に十分な時間が割けないことが危惧されるからです。
ただ、ここ最近はコミュニティやイベントでじわじわとRSGTの気配を感じる場面が多くあり、昨年初めてRSGTで話をした経験が思い出されてきて、結局プロポーザルを出してしまいました笑
1月はバタバタしてそうだしプロポーザル書くのは微妙だなーと思いつつ、結局プロポーザル書いちゃった…笑
— aki.m (@Aki_Moon_) 2022年10月9日
話す内容
プロポーザルを見ていただくと分かるかもしれませんが、今回はこれまで以上に話す内容を既に練っています。
前述した通り、1月はバタバタすることが予想されるので、スクリプトとスライドは既にリリース可能な状態になっているためです。(もちろん、仮に採択された場合はまだまだ内容やスライドを磨いていく予定ではありますが、今発表してくれ、と言われても大丈夫な状態になっています。)
なぜこの内容を話そうと思ったのか?
理由はいくつかあるので、箇条書きで以下に書いていきます。
- 自身がお世話になってきたコミュニティに対して恩返しできるような内容を話したかった(これは今回特別に抱いたというよりは、割といつも思っていること)
- 自分はコミュニティが好きなので、Public/Private問わず、コミュニティにはどんどん発展してほしいという想いがあった。その想いを少しでも具現化するような内容を話したかった
- 自分が話す意義を感じられるような内容にしたかった
- プロポーザルを出すのであれば、新しいチャレンジをし続けたいと思った*1
今回のチャレンジ
これまでは自分個人の話をストーリー性を持たせた上で話すことが多かったのですが、今回は自分の物語というよりは、自分が多数のコミュニティを観察してきた上で感じたことを、幾つかの学問の力を借りながら紹介していくようなセッションをしたいと思っています。
普段は、勇気や希望を与えるようなセッションや話を聴いている人がその場を楽しめるようなセッションを考えることが多いので、RSGTという舞台で今回のようなセッションをプロポーザルとして出すことは少し不安ではあるのですが、RSGTという最高の舞台がそんな不安をかき消してくれることを期待して、あとはAccept通知を待ちたいと思います。