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こちらのイベントに参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。
会の概要
AIの活用について、半導体業界、B2B(会社間でのビジネス)ならではの特徴を紹介するという会です。
会で印象的だったこと
B2BとB2CにおけるAIソリューションの違い
B2Bでは、課題が個別具体的であり、関わるユーザー数も限られているため、多少個別最適化になっても(汎用性を落としても)経済的にどれだけ効率性・実効性があるソリューションを考えられるか?というのを検討しているそうです。
一方のB2Cでは、大多数のユーザに受け入れてもらう必要があるため、汎用性が高く、社会的にも貢献できるようなソリューション(場合によっては無料だったりしてもいい)を考えるということでした。
技術をプロダクトに
OCRや音声技術について日々研究を続け、論文も積極的に書いているということですが、これらは一定の結果が出たものは必ずプロダクトに搭載しているということで、ネームバリューを上げるための活動という捉え方はしていないというお話がありました。
また、こうした考え方を持っているため、学ぶ技術はプロダクトに対してどれくらい直接的に寄与する技術かというのを考えているということでした。
AI・機械学習のキャッチアップをするための情報源
- 研究室の学生と一緒に勉強会を開くことで強制的に勉強機会を確保すると共に刺激をもらっている。
- リファレンスを論文で取る。論文を読んでみるとキーワードが見つかってくるので、そのキーワードで再度論文を検索して、網羅的に読む。
- Githubでサンプルプログラムを持ってきて動かしてみる
全体を通した感想
具体的にどういう勉強をしてそれをどういう風に仕事に活かしているのか?どういう働き方をしているのか?というイメージが湧いて良かったです。
AI・機械学習のキャッチアップ方法や論文の読み方については特に参考になりました。