天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます

「解像度が爆上がりする観察から質を見分けられるようにするぞ」に参加してきた

pdm.connpass.com

こちらのイベントに参加してきたので、会の様子と感想を書いていきます。(前半2/3くらいは聞き専で、後半1/3くらいは実際にmuralを見たり会話に参加したりしていました)

会の概要

解像度を上げるための方法、解像度とか何か?というのをワークを通して考えていく会です。

参考スライド

会で印象的だったこと

解像度を上げるパターン

冒頭の説明や会の最後の質問で、解像度を上げるためのパターンを幾つか教えてもらいました。

・拡大

観察対象を拡大してみる。ほこりは灰色だが、これは多数の色が混じっているからであり、顕微鏡レベルで見てみるとしっかりと一つ一つの色が確認できる。

・タイムラプス

1秒で捉えていたものを100秒に引き上げて捉えてみる。(逆もしかり)

・知覚変化

ネズミの声はhertzが高いため、普通にしていると音が聞こえず、何も声を発していないように感じる。
しかし、聞こえるhertzを引き上げる機械を使って音を聴くと、ネズミの声が聞こえるようになり、喋っているように聞こえる。

・原因/結果/原因が結果を引き起こすメカニズム

原因と結果があった時、この原因がどういうメカニズムで結果を引き起こすことができるか?というのを考える。

解像度の限界にぶち当たっている時のシグナル

解像度が限界に近付いている例(もっと解像度を上げて捉えられるのに限界が来てしまっている時)として、以下の2点を教えてもらいました。

・ないない言葉

「~ない」が出てきてしまっている時(人がいない、忘れ物の確認をしていない...)は、解像度が低くなってしまっているシグナルだということでした。
5Whysでもこのシグナルが出やすくなるので、注意して実行して欲しいというお話でした。

・辞書定義

辞書は解像度が低い例だということでした。辞書の特徴として、以下のような捉え方が起きやすくなっているということです。

  • 循環参照が発生してしまっている(信頼とは頼むことだ、頼むことは信頼だ)
  • 1000年後にその単語や事象を何も知らない人が、辞書の文章を読んで事象の想像ができるか
  • 列挙。その事象や用語が適用される例がひたすら挙げられていく

解像度を上げるための練習

森さんがクライアントに観察のトレーニングを依頼された時には、以下のようなトレーニングを一例として、してもらうというお話でした。

  • 写真や事象を見てみる*1
  • 感じることを表現してみる(安っぽい、ワイルド...)
  • なぜそう感じるのかを言語化する。この時、同系列で別の写真を貼ってみて比較したりすると、違いが明確になって、表現しやすくなる。
  • 違いを見つけてきたら、その違いが最小の条件たるかを考えてみる。その条件/変数が異なれば、必ず違いを生み出すのか?その条件/変数が、必ず自分が感じたことに繋がるのか?を考えてみる。

全体を通した感想

ワークのガンプラの話は聴いている&写真を見るだけだとさっぱりわかりませんでしたが笑、解像度を上げるために森さんがする質問や、解像度を上げるためのパターンの話などを聴いて、徐々に解像度を上げるヒントが見えてきた気がしました。

また、あんまり会の本題ではないのですが、ワークの写真を比較した時に、感性みたいなものが大分他の人より弱い*2ことが分かったので、何かしらトレーニングをしていかないとな...と感じました。

*1:練習するための素材はPinterestでやってみると効果的

*2:安っぽさや高級感の感覚が人とずれている場面や言われてみて初めてそういう感覚がありそうだと気が付くことが多々あった