天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます

ZombieScrumSurvivalGuide読書会 #2に参加してきた

yasashii-agile.connpass.com

こちらの読書会に参加してきたので、会で話されていたことと感想を書いていきます。

"Scrum is pointless when teams are unable to deliver a useful and valuable increment of their product at the end of a Sprint."ができていなくて震える

実際にスクラムを支援されている方々から、できていないチームが多い*1印象はあるというお話が出ていました。

また、フィードバックがもらえる環境にないことを嘆く人もいるけど、満足のいくようなインクリメントを届けてないことも多いので、まずは価値あるインクリメントが継続的に届けられているかって大事だよね、という意見も出ていました。

“This is a one-of-a-kind organization. We’re too unique to do Scrum by the book.”と言われてどうしてるのか聞きたい

以下のような話が出ていました。

  • 何と比べて特殊としているのかを探る
  • 「まずはできる所から仕事を進めていくことで意外とアジャイルできるよね」という雰囲気にする
  • 煽る

The problem is that self-organization doesn’t happen just because a team is given permission to forge their own path.に共感した

放置と相手に委ねる(自己組織化を支援する)のは違うよね、という所から議論がスタートして、責任範囲を敢えて限定しようとしてしまう場合の難しさなどの話をしていきました。

個人的には、「やればできるのに甘えてしまっているのでは?」という考え方をあまり持たないことが多いことに気が付けたので、どちらかというと過保護になりすぎてしまっているのかな、という学びがありました。

Use humor to lighten the mood, but not to sugarcoat the truthを自戒した

痛みを味わってもらわないと真実が見えないこともあるので、ユーモアのふりをして大きな象を隠すような行為はしたくない、という話をしていきました。

また、明るい部分(できるようになったこと)に目を向けがちだけど、マイナスな部分に気が付かせるようなことも大事だよな、という話も出ていました。

mediocre products that don’t offer much value.にどう気が付いてもらえばいいか

PO頑張れ!笑という感想や、資金繰りに多少余裕があるからこそ出てしまう悩みなのではないか?という意見が出ていて面白かったです。
また、大企業だと一概には悪いことでもないんじゃないか?という話も出ていました。

Who can blame them for this kind of “Checklist Scrum” when so little time is spent on actually understanding the purpose of Scrum and its underlying principles and values?に時間と労力かかる〜

やっぱり口酸っぱく言うしかないんじゃないか、という意見が大半で、「時間と根気がかかるのは辛い」「子供じゃないんだから。。。」と思ってしまうという素直な感想が出ており、最後にしんみり終わりました。

全体を通した感想

皆さんの苦労が垣間見えたり、その中でも試行錯誤している様子が見えて元気を貰えましたし、皆さんのアプローチが知れて学びが深かったです。

ベイトソンのあとの読書会で何も信じられないみたいな状態だったので、序盤は結構発言に苦労しました

*1:誰のベネフィットになるかを理解していない人が多い