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今週も分散アジャイルチームに参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。
- 雑談を自然とつくる仕組み
- texta.fmを同時視聴する
- Scaling your product organization in disruptive timesを同時視聴する
- VUCA時代のプロダクト開発 - ユーザに寄り添う『PLO(Product-led Organization) - プロダクトデータを軸とした顧客中心組織』とは?を同時視聴する
- 全体を通した感想
雑談を自然とつくる仕組み
ここ最近、Youtubeやスクフェス札幌のプレゼンを見る機会が多かったので、久しぶりにOSTでゆるく相談したいなあと思い、何かないか考えた結果、ちょうど今日出てきた「雑談をしたい!」というメンバーからの要望に自然と答える仕組みを相談してみました。
最初にAkiさんから、ORSCのシステムコーチング(?)の文脈で、合意的現実レベル・ドリーミング現実レベル・センシェント・エッセンシャル・レベルという3つのレベルについてお話してもらい、相手の好奇心に寄り添った会話をするヒントや、誤解の一部からインスピレーションを産むためのヒントを教えてもらいました。
また、なんだかんだいって、「なんで雑談したいの?」という話を聴いてみると雑談というアンブレラワードから何を求めているのかが分かるかもしれない、というお話を聴けました。
Akiさんには参考文献やダイアログ・イン・ザ・ダークの話も紹介してもらうことができて、まさか雑談の話からここまで多数の知識を得られるとは思わず、楽しかったです!
次に、森さんから、雑談のクオリティに作用すると思われる様々な因子を教えてもらいました。
具体的には、センテンス・オープナーの活用だったり、お互いの話の関心が上の空になっていないかのチェック(片想いの人の話を聴くほど些細なことにも興味を持つことが出来るのか)、話の選択肢は環境やチームのヒエラルキーに左右されるが故に環境を調整すると良いという話(照明の暗さ、周りの雑音の大きさ...)を聴くことができました。
最後に、森さんが実際に話し下手なエンジニアチームで会話が盛り上がるようになった試みとして、「10万円を持ってエンジニアチームの人たちに本屋に行ってもらって、その本屋で本を10万円分買ってもらい、買ってきた本についてチーム全員で話してもらう」という取り組みを教えてもらいました。(10万円買ったタイミングで盛り上がりがあったのは勿論、買ってきた本がトークンとして機能したということです)
texta.fmを同時視聴する
続いて、久しぶりにPodcastを聴いていきました。
年度をはじめとした時系列が間違っていたり、起源の部分で説明が足りない部分については皆さんに補足してもらえたお陰で、知識が足りない部分を補ってもらい、学びが深かったです。
最近よく話題になっている?DDDの話について、何が課題でどのような過程を経て誕生したのか?どう受け入れられていったのか?といった話が聴けたのは特に面白くて、あっという間過ぎる52分でした。
Scaling your product organization in disruptive timesを同時視聴する
Miroは最近仕事で使えるようになって、素晴らしさを実感したのですが、そんなMiroの魅力がぎゅっと詰まったようなセッションでした。
あんまり組織のスケールというお話ではなかったような気もしましたが笑、普段使っているプロダクト(Miro)がどのような歴史を経て形になったのか聞けて、明日からより楽しみながらMiroが使えるようになりそうです。
VUCA時代のプロダクト開発 - ユーザに寄り添う『PLO(Product-led Organization) - プロダクトデータを軸とした顧客中心組織』とは?を同時視聴する
次はこちらの動画を見ていきました。
全体的に構成も説明も分かりやすく、基本的な知識が綺麗に整理されているセッションでした。
同時視聴中は大分賛否両論があったセッションでしたが笑、プロダクト・レッド・オーガニゼーションは是非読んでみたいと思いました。
全体を通した感想
久しぶりにOSTで話せたのが何よりも楽しかったです。
面白くなるのは期待通りだったのですが、大分雑な話なのにこれだけ面白くしてもらえるとは思っておらず、期待を超えてくるあたりはさすが分散アジャイルチームだなあと思いました。