天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます

「私が考える理想の開発チーム」に参加してきた

engineering-floor.connpass.com

今日はこちらのイベントに参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。

会の概要

以下、connpassのページから引用です。

約9年間、フリーランスとして様々なプロジェクトに開発者としてソフトウェア開発を経験してきました。

開発が順調だったプロジェクトの共通項として、チームメンバーのコミュニケーションがスムーズであったというものがあります。そこで、これらのプロジェクトのチームの特徴をまとめ、それを元に「理想のソフトウェア開発チーム」を妄想して発表してみます。

https://confengine.com/conferences/scrum-fest-sapporo-2021/proposal/16064

資料

会の様子

前半戦~きの子さんの発表~

まずは会のメインディッシュであるきの子さんの発表を聴いていきました。
きの子さん個人がこれまでフリーランスとして複数チームを渡り歩いてきた経験から、理想のチームとはどんなチームか、開発しやすかったチームはどんなチームか、というのを語ってくれました。

コミュニケーションをはじめとしたチームワークを大事にしている所や、当事者意識をチームメンバーが持つことを大事にしている所など、多数共感できる考え方があって楽しかったです。

個人的にいいなあと思ったのは、きの子さんはきの子さん自身の考え方をはっきりと言ってくれることで、自分が共感できてすっと心に入ってくるときにはストレートに入ってきますし、あれ?と思う時も自分がうまく解釈できていなかったりニュアンスを取り違えているかが不安になることはなく「きの子さんはXXという経験からこう思っているんだな」とすんなり消化することができて、話が心地よかったです。

後半戦~きの子さんときょんさんのトーク

感想戦という形できの子さんがきょんさんに対して質問を投げかけ、その質問から派生してきょんさんが考えていること、大事にしていることのお話を聴いていきました。
以下、会で話されていたきょんさんの話で印象的だったものを書きます。

人に教えすぎるのはよくない?

教育の話をする時によく聞く話題として、「人に介入し過ぎなのはよくない、本人が一人の力でやってみて初めて分かることも多くあるんだ」というものがありますが、小学生に対して答えややり方を積極的に教えるグループと教えないグループで教育の効果を測定した結果、どちらも対して変わらなかったという実験があったようです。

そのため、きょんさんは人に何か教える時は、(はじめの方は特に)ものすごく丁寧に教えるということで、使うツールはどれでどのボタンを押すかをはじめ、きょんさんが知る限りの最高(最短)の道筋をできる限り丁寧に教えるということでした。

きょんさんとしては、「10分考えて分からなかったら教えて」みたいなありがちな仕事の振り方をすると、間違った試行錯誤をしてしまい変な試行錯誤の癖*1が身についてしまうことや、10分が無駄になって人数と回数を掛け算したらとんでもない時間が無駄になることを嫌っているという考え方を持っているようです。

手段にこだわらないために

きょんさんはチームが成果を出すために手段に拘らないことを意識しているということで、そのために、自分の偏見や固定観念をいかにして排除するかを考えているというお話をしてくれました。
きょんさんは自分の偏見や固定観念をなくすために、とにかく自分の感情の変化に注意しているということで、人に対して強要をしたくなった時や、人の発言にイライラした時や怒りという感情が湧き上がってきた時、その感情を徹底的に俯瞰して分析し、自分が何に囚われているのか、というのを良く考えるということです。

全体を通した感想

皆さんのコメントにもあったように、業務終了後に居酒屋で気持ちよく話を聴いているような感じがして、爽快な会でした。

きの子さんの話を聴くのは今回が初めてでしたが、きの子さんがずばずば言い切っても、一切嫌な感情にならなくて元気をもらえるのはきの子さんの凄い所だなあと感じました。

後半戦ではきょんさんの価値観もたっぷりと聴くことができて*2、個人的には大満足の会でした。

*1:聞けば1分でわかることも10分考えるなど

*2:普段は本編とおかわりトークで一度休憩がはいるのですが、今日は休憩をぶっちぎって話が続きました