天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます

(オンライン読書会) チームワークの心理学 エビデンスに基づいた実践へのヒントに参加してきた

educational-psychology.connpass.com

今日は久々の読書会イベントで、こちらのイベントに参加してきたので会の様子と感想を書いていこうと思います。

話した中で印象的だった内容

難しい人

「あの人ってちょっと変わっているよね」とか「あの人って難しいよね」「あの人とは仕事やりにくいよね」という風に簡単に片づけてしまいがちがけど、本当にチームにいることができない人というのはほとんどいないという話があり、参加者の皆さんで共感の嵐が起きていました。
特にアジャイル開発やスクラムを実践されている方は、中々思想が理解されない・上手く言語化できない悩みを持っている方は多いので、中々刺さったようです。

本書はエビデンスを列挙していく形で進められていて、ほとんど筆者自身の意見や主張はないのですが、この"難しい人"に言及していた部分については強い主張が見受けられていたのも印象的でした。

対立のタイプ

対立をタイプ分けした上で、対人関係の対立とチームのプロセスに関する対立はチームのウェルビーイングにとって悪影響を及ぼすという言及がありましたが、チームの過程として意図的に対人関係の対立を起こすというのはありではないかと話をしていました。(口に出さないだけで裏ではもやもやしている場合など)

また、タスクに対する対立として、顧客要望の実現方法などが挙がっていて、この対立は適度な量であればチームにイノベーションをもたらすという話があり、対立をポジティブに捉えるための手助けになるな、という話をしていきました。

集団思考に知らず知らずに囚われていないか

ケネディの例をはじめ、本で挙げられているような例を読むと、集団思考が引き起こす失敗は怖いし自分たちは絶対にやらないようにしようという気持ちになるのですが、実際に我が身をふりかえってみると、身内をかばったり外部チームのせいにうまくいかない原因を押し付けていたりする実感があり、如何にこのような集団思考に陥っていないかを観察する仕組みがあるといいね、という話をしていきました。

意図的に斜に構えたり、皆が盛り上がっている(全員同じような意見を言っている)ような場合にぼけてみたり根本に立ち返るような問いを投げかけてみたりするのも大事だよね、という話がありました。

全体を通した感想

人数が少なくて、エキスパート活動&ジグソー活動では9&10&11章を担当するというハードワークがありましたが笑、皆さんの意見を聞いたり自分自身の意見を考えながら整理することができて楽しかったです。

筆者の主張がほとんどなく、ひたすら研究結果が紹介されているような本なのでかなり読み応えがあるのですが、残す一回も学びや心理学に興味がある皆さんとの議論を楽しんでいこうと思います!