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今日はこちらのイベントに参加してきたので会の様子と感想を書いていこうと思います。
会の概要
以下、connpassのイベントページからの引用です。
アジャイルやScrumを勉強したり、仕事で実戦したり、仕事で求められることがこの10年で増えてきています。IPAでもアジャイル開発における契約にかんして提言されるなどその需要の高さを感じさせます。今回はそれほど需要がふえているアジャイル開発やチームビルディングにかんして、参加者のみなさんのお悩みや、普段きになっていることを、アジャイルコーチのkyon_mmと雑談しようとおもいます。
会の様子
会できょんさんや参加者の皆さんがコメントしていた内容を書いていきます。
チームビルディングが必要ないと考える人が上に立っている場合どうアクションを起こすのが良いか
- 前提を変えることを考える。例えば転職をするなり、会社自体の方針を変えるなりする。
- チームビルディングが必要ないと思っている理由を考えて、相手に響くように努力する。チームビルディングが必要ないと思っている理由としては主に、チームビルディングが完璧だと考えているパターン・チームビルディングがなくても仕事はできると考えているパターン・チームビルディングする時間がもったいないと考えているパターンがあると考えている
- チームビルディングが必要ないと思われたパターンとして、細切れ工数の人を集めたプロジェクトで「時間がないから議論しよう」って言ってチームビルディング嫌がられたのあった。
- 少しずつでもいいので、具体的に改善が見込めることをしていくと良いかもしれない。
- 社会人として最高のチームで働く経験はなかなかできないから、ひとりで何とか切り抜いてきたような人が上司だとチームの熟達の必要性を理解してもらうのは難しい。だからこそ誤解を生まないようにちゃんと伝える必要性を説明する必要がある
- 「上に立っている人」がチームでの成功体験or大きな失敗体験がなかったりすると必要性を感じないというのはありそう。必要だと思っていてもマイナスをゼロにするくらいの感覚だから必要ないほうが好ましいくらいの温度感になってしまうみたいな
- 自分の思う通りに動かすことができて、それなりに収まったからOK!とかもありそう
- チームビルディングのメリットとして、メンバーの言い回しや話す癖、といったものが分かるのは大きい。議論が非常にしやすくなる。
- 相手の立場で共感できる言葉を考えて伝えてみる
- 半分の時間で2倍の仕事をする。残った時間で他チームや改善の時間を進めて、効果を実感してもらう
スケジュールにバッファが設けられておらず炎上気味なのですがどうすればよかったのでしょうか?
- マネージャーがバッファを隠し持っている可能性がある
- そもそも、バッファが取れないような負け戦はしないようにするのも大事。とはいえ、会社存続の危機だったりすることはあるので、そういった場合は依存関係に注意する。依存関係が膨大にあるような計画、依存関係を作るような進め方は、バッファがなくなりがち。
- クリティカルパスやクリティカルチェーンが重要な案件はバッファのマネジメントしないととんでもないことになってしまう...海上油田を作るときとか、10万アクティビティの規模が従属関係になっているらしく、強い従属の大プロジェクトは大変だと思った…
47機関のチームビルディング事情
- Techサイドのbleisさんとユーザーサイドのきょんさんのポジショントークの取り合いという所から始まり、「~として」*1を枕詞につけるといった取り組みが生まれた。
- ある現象を視点の違いによって言い換える取り組み、言葉遊びをしていた。*2コンテキストを意図的に漂泊していた。
- メタ認知を鍛えるための簡単なトレーニングとして、色んなステークホルダーの立場にたって話をするというのがある。
- チームで言葉遊びをする人がいなければ、コミュニティに参加してテキストチャットで言葉遊びをしてみるというのもいいかもしれない
全体を通した感想
自分の質問にも答えてもらうことができて、最高でした!
一つ一つの内容もそうなのですが、森さんが誰もができるトレーニングをどうやって生み出しているのかを考える様子が見れたり、きょんさんがit dependsにならないように複数の切り口で会話をしているのを見れたのも楽しかったです*3