天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

「システム運用とオンボーディングと 2021」に参加してきた

engineering-floor.connpass.com

こちらに参加してきたので会の様子と感想を書いていこうと思います。

イベント概要

以下、Connpassのイベントページから引用です。

チームへのあたらしいメンバーの加入、新卒、転職、転籍、などなど様々な文脈でエンジニアのオンボーディングは発生します。環境構築的なものから、カルチャー、チームビルディング、スキルやナレッジのシェアなど、会社や部署での共通的なものからチームや個人に最適化されたものまで多岐にわたります。今回は前職では社内の新卒研修改革をすすめ、現職でもエンジニアのオンボーディング改善をしようとしている あいさかさん と、新卒や学生にアジャイル開発研修を提供している kyon_mm オンボーディングやシステム運用について雑談します。

会で印象的だったこと

あいさかさんのシステム運用に対するモチベーション

新規システム導入といった仕事に比べると、システム運用に対してはモチベーションが下がる人もいると思いますが、あいさかさんはモチベーション高く続けられているということで、その理由がお話されていました。

あいさかさんは、システム運用の縁の下の力持ち感(皆のことを支えてその行動に対して感謝してもらう)というのが、すごくやりがいを感じられているということだったのですが、その考え方に共感できると共に、(個人の勝手な推測ですが)時には辛いことがありつつも日々人に感謝してもらえるような仕事をされているあいさかさんのことを心から尊敬しました。

システム運用の学び

システム運用をしてみての学びとして、想像をはるかに超える数の攻撃がハードウェアにされていることに気が付けた、というお話がありました。*1

多くの攻撃を受けているということが、頭の中では分かっているものの意外な話だったので、それだけでも印象的だったのですが、普段何気なくシステム開発ができている裏の話が聴けている感じがして、楽しかったです。

あいさかさんときょんさんのオンボーディングあれこれ

あいさかさんは、まだまだ課題があるものの現職でオンボーディングの分科会*2に入られているということで、実際にやられているオンボーディングの実例として、メンバーへの自己紹介の話が聴けたり、scrapboxの魅力の話が聴けたりしました。

きょんさんは前職では、チームにjoinするために最低でも2ヶ月、最高だと半年程度の研修をされているという話や、実際にアジャイルコーチとしてオンボーディングのシステムに携わったという話を聴くことができました。

自分の周りだとオンボーディングは全く充実しておらず課題だらけなので、実際にどのようなオンボーディングをされていたのかを覗くことができたのは面白かったです。

会の感想

いつも通りあっという間の1時間+おかわりの時間でした。
システム運用の部分は特に、普段なかなか焦点が当たらない印象がある話だったので、このイベントであいさかさんのお話を聴くことができて楽しかったです。

雑談ではシステム運用とオンボーディングと関係のない、禅とオートバイ修理技術の紹介話を聴くことができて、これも楽しかったです!

*1:システム開発している際ににはこういった意識を持てていなかったということでした

*2:実際にオンボーディングに苦労したメンバーだったり、将来的にマネージャーになりたいメンバーだったりで構成されているので、モチベーションも高いと思うというお話でした