天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます

【Raksul Tech Talk】DeNA/ラクスルのCTOが語るエンジニアの育て方と育ち方に参加してきた

raksul.connpass.com

今日はこちらのイベントに参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。

イベント概要

以下、connpassのイベントページから引用です。

企業を取り巻く環境の変化は一段と激しくなり、世界中でIT人材不足が深刻化しています。
即戦力となる人材の争奪戦は激化しており、今いるエンジニアの人材育成が非常に重要になります。
両CTOがどのように成長してきたかを振り返りつつ、エンジニアを育成する上で、会社・組織として用意すべき「環境や文化」「仕組み」だけでなく、成長に必要な「マインドセット」などについて語ります!

会の様子

DeNA小林さんのお話

コンピューターサイエンスの知識がない状態でエンジニアになり、現場の経験に加えてOSSやコミュニティ活動を通して技術的なスキルを磨き、いつの間にかDeNAのCTOになっていたというお話がありました。
このような自身の活動もあって、DeNAでは国内外のカンファレンス参加を推奨したり、組織的にも外部での登壇を推奨・支援したり、技術コミュニティを社内で立ち上げていたりしているというお話がありました。(エンジニア育成のための制度の充実がすごかったです。。!)
エンジニアとして愚直にスキルアップに取り組まれていた様子が伺えたのが印象的で、強い刺激をいただくことができました。

ラクスル泉さんのお話

泉さんの経歴紹介やラクスルの組織としての軌跡、これまでの経験を踏まえてエンジニアの育成のためにどのような組織を作っているのかというお話を聞くことができました。
話の中で、エンジニアの育成に必要な要素として、自分が技術者として二流三流であるというある種の劣等感を抱けるような人たちがいる環境に身を置くことが大切だというお話があり、技術書を通した勉強はもちろん大事ではあるけれど、強力なのは人から学ぶことだよな、というのを実感しました。
また、エンジニアの育成という観点で、メンバーの昇格計画を立ててその計画にコミットするという結構独特な話があり、面白かったです。

冒頭であった経歴紹介がなかなか個性的で、どのようにエンジニアとしてスキルアップをしていったのかというお話と同じ位印象的でした。

パネルディスカッション

印象的だったテーマを幾つか挙げていこうと思います。

エンジニアにおけるコンピューターサイエンスの必要性

必要ないことはないが、コンピューターサイエンスの知識がないとエンジニアになれないかと言うとそんなことはない、必要に応じてキャッチアップをしていけばいいという話がありました。

失敗に対しての考え方

まず、小林さん泉さんお二人とも、失敗してもあまりネガティブに捉えることはなくて(何ならあまり失敗だと思わないことが多くて)、小林さんはメンバーにもどんどん失敗してくれと話しているということでした。
今できるベストを尽くすこと、失敗した時には素直にその場で謝罪することを大事にしているという話がありました。

育成しやすい人とは?

エンジニアの三大美徳を持ち合わせている人というのもあるが、なんだかんだ「謙虚な人」というのはあるんじゃないかという話が挙がっていました。この話に関連して、「知的謙遜」というキーワードも挙がっていました(初めて聞くキーワードだったので、後で調べてみようと思いました!)
また、小林さんは、人が人を育てるというのはおこがましいと思っていて、育てる人、成長するためのきっかけを作ることを意識しているという話をされていて、これも印象的でした。

360度フィードバックを成功させるコツ

まず泉さんから、聞き取る側の心得として、まずすべてを素直に受け入れる、自己弁護しないという話がありました。
次に泉さんから、清々しくお互いにフィードバックをするために、発言責任と傾聴責任という形で、フィードバックする側とフィードバックされる側それぞれが責任を持つという素敵な話があり、強く印象に残りました。

全体を通した感想

小林さん泉さんお二方がどのようにエンジニアとして成長してきてどのようなことを大切にしてきたのかという話に加えて、DeNAさん, ラクスルさんの具体的な社内制度や社内でしている取り組みの話を聞くことができたのが特に良かったです。
自分自身がエンジニアとしてのスキルアップをしていく際に役立つ話ばかりだったので、参加出来て良かったです。素敵な時間を過ごすことができました。