天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます

MIDAS TECH STUDY #1「ユニコーン企業のひみつ」に参加してきた

connpass.com

こちらの会に参加してきたので、会で印象的だったことと感想を書いていきます。

会の概要

MIDAS TECH STUDYはソフトウェアに関連する勉強会です。今回は、第一弾として、最前線を行く現役CTOの方々をお呼びし、実際の成功体験・失敗体験を交えながら、「良いプロダクトを作る」ための会社の文化、方針、制度運用に関してパネルディスカッションを開催します。 また、参加者からも意見・質問を募り、パネラーと参加者の双方向型で議論する参加型の勉強会といたします。

参考図書として、21年4月に発売されたばかりの、オライリー・ジャパンユニコーン企業のひみつーSpotifyで学んだソフトウェアづくりと働き方」を用います。 なお、本イベントはプライベートエクイティファンドであるミダスキャピタルの協賛で開催します。

会で印象的だったこと

SmartHRさんが「ユニコーン企業のひみつ」を読んで社内に取り入れたこと

SmartHRさんでは、「ユニコーン企業のひみつ」の内容についてはある程度取り入れているものの、ハックウィークについては取り入れていなかったっということで、「是非やってみよう!」という話に会社でなったという話が聞けました。
いきなりハックウィークという所まではいかなかったものの、任意の人が参加するハックデーくらいの所から始めているということで、素敵な話だなあと思って聴いていました。

CEOとCTOがどれ位プロダクトの意思決定に関わっているか

ロードマップだったりどの山を登るかについてはCEOやCTOが関わるという話(BuySell)やCEOがドメインエキスパート的な役割を果たすこともある(SheepMedical)、ほぼ関わることは0(SmartHR)という風に、かなり会社によって違っていたのが面白かったです。*1

ロードマップの作り方

どういう風にデータを活用して優先順位づけをしてロードマップを作っていくのか、という観点で聴いていましたが、皆さんの話が自分の予想とは違って意外でした。
全体的に、データがどうこうというのはもちろん大事だけど、個々人の勘やどれだけその目標やプロダクトに対して情熱的に会社全体で向き合えるのか、という話でした。
データを基にしてROIを定義して、ということもあるにはあるが、泥臭く営業, PDM, エンジニアなど全員がそれぞれの想いをぶつけて決めたり、ある程度の勘で決めたり、ある種のアート的に決めているという話をしていたのが印象的でした。

情報にアクセスしやすくする重要性

ユニコーン企業のひみつ」に書いてあったように、株価に関わるような一部情報は除いて、情報はなるべくオープンにするのがもちろん大切だが、その情報にアクセスしやすくするかという仕組みも大切だという話がありました。
一つのツールに集約しているという話*2や、ADRの活用など、様々な話を聞くことができました。
また、情報を書きたくなるような仕組みということで、フィードバックを受け取りやすくする仕組みや、軽い気持ちで情報を書いてもらえるようにするために、"ポエム"タグをつけるといった、情報を溜めていく仕組みについて話があったのも面白かったです。

改めて組織文化を運営する上で大事にしているのは?

「自分で自分の仕事を改善できて、自分の仕事に意味を見出せるようにする」(SheepMedical)「XXX(会社名)っぽいよね、というらしさを出していくことが大切」(SmartHR)「HRT, 自社で活躍している人はおそらくどこでも活用できるような人なので、成長実感を与えて自分が今この会社にいるという意味を見出してもらう, 未来が見えるような状態にする」(BuySell)

会の感想

2時間ぶっ続けという長丁場のイベントでしたが、組織について豪華な面々の方々の意見が聴けてめちゃくちゃ楽しかったです。
登壇者の皆さんの熱い語りぶりには、思わず登壇者の方々の会社で働いてみたいと思えるような力があって、ぐいぐいと引き込まれました。

*1:勿論会社の規模や業界といったコンテキストはあるとは思いますが

*2:ライセンス料がとんでもないことになったという話もありました笑