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仕事で30分ほど遅れましたが、今日も分散アジャイルチームの会に参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います!
会の概要
今日は以下の内容で進んでいきました。
- DevOps days Tokyo2021の同時視聴~育児的ソフトウェア開発~
- テストに詳しい人に「テストをやる意義」とか「アジャイルでどうテストを使うか」ってことをいろいろ聞いてみたい
- PDCA→ウォーターフォール OODA→アジャイル という話を小耳に挟んだので検証してみたい
DevOps days Tokyo2021の同時視聴~育児的ソフトウェア開発~
DevOps daysの川口さんの講演を同時視聴していきました。以下のような感想が出ていました。
- 突然の委託批判が出てくるのはわかる
- 手塩を掛けたプロダクトは愛おしいの分かる
- 個人作業は進捗率90%問題が出る
- いろんなプラクティスと交流したい
- 子育ての知識はすべて形式知にしておいて欲しい。。
- みんな一回は製造現場の人と一緒に働くべき
- いきなりマイクロサービスから始めるのはいかんのに、モダンだと思ってやろうとするのあるある
- 日本の品質とアメリカの品質は全然違う気がしている。。。ちょっと主語がデカすぎたけど、顧客が違えば気にする品質も違うよなぁ、、、、
- 日本は「カバレッジ100%!バグゼロ!」が品質ですものね
- さらっとオタクっぽいワードが紛れているの恐ろしい…。船の段階的な装甲はバルジとかバイタルパートとかいうやつでアーキテクチャのメタファーにするのは面白そう
育児的ソフトウェア開発、皆さんすごい共感されていて、今日はこのあとのセッションでも度々育児的ソフトウェア開発のワードが飛び出ていました。
テストに詳しい人に「テストをやる意義」とか「アジャイルでどうテストを使うか」ってことをいろいろ聞いてみたい
スキル差があるチームメンバーに対して、(テストってなんだろう?という状態のメンバーもいるような状態)テストをやる意義を伝えるにはどうすればいいんだろう?そもそもテストをやる目的ってなんで、どういう風にテストをやればいいんだろう?という話でした。
まずきょんさんが、高級レストランとファミレスの例を挙げて、ホームパーティーで料理をふるまうとなった時に、「高級レストランの料理がおいしいから作りたい!」と思うのは良いことだけど、「高級レストランの料理を作る力があるのか?」あるいは「高級レストランの料理を作るべきなの?」というのはまた別の話だという話がありました。
テストも同じように考えられるということで、プロダクトのリスクとリターンを現場にいる人が考えて、テストの目的を定義したり、やるべきテストが何かが決まるもので、Googleとかがこういうテストをしているからこういうテストをすべき、というものではないという話でした。
その後はブロッコリーさんが参上してくれて、ブロッコリーさんの一意見という前提で、テストは目線を合わせる目的があるという話をしてくれました。
ブロッコリーさんは期末試験の勉強の例えを出してくれて、期末試験の勉強をチームでやる時には、色々テスト問題を出し合ったりして、目線を合わせることがあるよね、目線を合わせることで試験の点数は上がるよね(でも試験で100点が取れる保証はない)、という話がありました。
この目線をそろえる行為がテストで、もちろん目線をそろえたからといって、100点(バグ0)は出せないけど、目線をそろえないよりは明らかに良いよね、という話をしてくれました。
さらに、テストの目的とかマインドが解説されている本*1などを紹介してくれました。(ブロッコリーさんが書いた同人誌も紹介してもらってくれたんですけど、売り切れだそうです...)
PDCA→ウォーターフォール OODA→アジャイル という話を小耳に挟んだので検証してみたい
タイトルを見て、とりあえず以下の記事を思い出しました。
セッションでは、以下のような話が出ていました。
- OODAとPDCAは言っていることは同じだと思っている
- PDCAとOODAをやってるよっていうところがやりきっているところをみたことない
- フレームワークなので、どのような領域と粒度で適用するのかを設計した上で実行する必要があるので、その設計無しに適用としてもあんまり意味ないかなーと思います。もともとのボイドの体験であれば認知レベルの時間(数秒単位のサイクル)の実行ですが、それをそのままソフトウェア開発のチームに当てはめると小さいサイクル過ぎて難しい
全体を通した感想
今日も皆さんとわいわいできて楽しかったです。
今日は育児的ソフトウェア開発の話からスタートして、育児的ソフトウェア開発の話がそのまま最後までちょくちょく出てくる会でした。
個人的には、きょんさん、ブロッコリーさんがテストについて話をしてくれていた時に、二人とも、相手が共感できるような例えを用いて話を進めていくのが上手で、非常に心地よい時間を過ごせたのが印象的でした。