天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

「エンジニア育成勉強会LT+OST」に参加してきた

engineer-education.connpass.com

今日はこちらの会に参加してきましたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。

会の概要

kawagoiさんが主催している勉強会で、名前の通り、エンジニアの育成に関してLTをしてから、エンジニアの育成に関してOSTをするという会です。
自分は今回、kawagoiさんから「LTをしてみないですか?」という話を受けたので、LT枠として参加しました。*1

LT会

LTといいつつ、自分も含めた皆さんがそこまで時間のことは気にせずに、10分くらい話していきました。
どの内容も面白く、エンジニア育成に際して持っておくと上手くいくかもしれないマインド、エンジニア育成を実際にした話...を聴くことができました。
具体的な話では、関係性構築のために気を付けるといい話やデリゲーションポーカーを使った権限移譲の話、見当違いの行動を後輩が取った時に使える実践的なテクニックや、リモートで新入社員や中途社員の支援の話が聴けたのですが、どれもLTで聴くのは惜しいくらい盛りだくさんの内容で参考になりました。

自分のLTに関しては、知識と経験が足りなくて最後に納得がいくところまで詰め切れず、メッセージの繋がり(論理性)や科学的根拠の部分含め、個人的にはかなり悔いが残る発表でしたが、発表までの過程で本を読んだり論文を読んだり、自分が育成についてどんなことを考えているのかを言語化できたりしたので、発表できて良かったと思います。知識不足に関しては、今後どんどん勉強して補っていきたいなあと思いました。

OST

「自信満々のエンジニアにどう接するか」「エンジニアブートキャンプあがりの新人に対する教育の仕方」「勉強の時間を確保するためにはどうすればいいのか...」という話をしていきました。

自信満々だけどあまり成果として現れないエンジニアにどう接するか

主観的な成功体験は持っているはずなので、できていない現状をあまり直視させず、未来の話からスタートするといいんじゃないか、という話が出てきました。
また、フィードバックが上手くいかなかったパターンとして、影響を非難されているのに意図が非難されていると勘違いしてしまうパターンがあるという話をRyoさんがしていて、大変参考になりました。
また、このテーマに限らず、個人の許容値を超えて関わっていないか(育成した結果、個人のメンタルがやられてしまわないか)を見極める力も大切という話を聴いて、なるほどなあと深く共感しました。

エンジニアブートキャンプあがりの新人に対する教育の仕方

派手なことはできるものの*2、コンピューターサイエンスに近い部分の基本知識がないとか、インポートの仕方を知らない、みたいな状態の人にどう教育するか、という話をしていきました。
体系的知識を学ぶという意味で、資格試験がいいのでは?という話が出ていました。

社内で勉強の時間を確保するためには

最初は自主性を奪ってでもいいから、勉強会で結果を出して、社内に勉強する時間を広めていくきっかけを作っていくという話がありました。
また、結果を出すために、学習者には1on1を通して、どういう時にやる気がでるのかをヒアリングするという話がkawagoiさんからあって、kawagoiさんらしくて面白い話だなあと思って聴いていました。

全体を通した感想

LT会もOSTも密度が濃く、楽しかったです!
エンジニアの育成に限らず、育成に関して様々な話が聴けましたし、OST後の本編では、以前からTwitterでつながって気になっていたけども中々話ができなかった方ともお話ができたので、参加して良いことづくめでした。
また、kawagoiさんとkobaseさんには、お誘いいただいた後もLTの準備やたなんやらで沢山お時間をいただけて、感謝しかありません。
また次回も期待しています!

*1:エンジニア育成をした経験が殆どないのにLTする暴挙でしたがw

*2:Webページを素早く作るとかはできる