今週もテストの街葛飾に参加してきたので、会の様子を書いていこうと思います。
オープニング
オンライン区長の釣りの話を聴いていました。
区長の独特の釣りの方法(テクの釣り、忍耐の釣り!?)は独特でしたが、めちゃくちゃ大きな鯛やオニカサゴを釣りあげていたということで、凄かったです。
また、先日Emiさんから、「テストの街葛飾のロゴがバグではなくてワームだよね」というご指摘を受けた話も出て、全員納得していました笑
Ryoさんのふりかえりカンファレンス再演の前段
今日はメインイベントとして、Ryoさんがふりかえりカンファレンスで話した内容をロングバージョンで再演してくれました。
講演の前段として、Ryoさんが最近買った車の話や、教習所のシュミレーターの話をしたり、その前段としてKENさんの子供とかわいいお子さんと戯れたりしていました。(ふりかえりカンファレンスの内容とは関係ないですw)
Ryoさんのふりかえりカンファレンス再演
Ryoさんが、ふりかえりカンファレンスで発表した内容(↑のスライド)の再演をしてくれました。
印象的だった箇所を改めて書いていきます。
NEEDSとREQUESTは違う
例えばふりかえりで、「給与を上げてほしい」という話が挙がった時、チームは給与を実際に上げてもらうことを求めているのではなく、給与を上げることで何かしらを満たすことを求めているはずだ、という話がありました。
例えば給与の例であれば、「給与を上げて欲しい」という要望は、自身の頑張りを認めて欲しいという気持ちが要望のもとである可能性があるので、日頃から常に感謝の気持ちを丁寧に述べることが大事だったりするかもしれないよね、という話でした。
ふりかえりや1on1をしている時、出てきた話をそのまま捉えると、実現も不可能で突拍子もない話に見えたりして問題に向き合いきれないことが多いのですが、めちゃくちゃな話に思えても、出てきた話に向き合うことが大事だよなあ、としみじみ思っていました。
問題は解決することよりも向き合うことが大事
ふりかえりで出た問題は、必ずしも解決しなくて良くて問題に対してチームが向き合い続けることが大事だという話があり、問題は見つかっただけで解決する(=オートクライン)こともあるし、ふりかえりなどを通して継続的に向き合い続けることが大切だという話を聴きました。
また、問題に向き合い続けられるための仕組みや問題に対してチームで向き合い続ける姿勢を作っていくために、Ryoさんの発表はすごく役に立ちそうだし、現場で活かせる考え方も多そうだと、発表を聴いて感じていました。
承認は気持ちが入っていないとばれる
講演の内容とは直接関係ないのですが、Ryoさんが、「ファシリテーターはチームから出てきたアクションアイテムに対して心から承認をするのが大切だ。心からしていない承認は相手に響かないことが多い」という話をしていたのが印象的でした。
あまり賛成できない意見や価値観の相違で共感できない意見に対して、心から承認をすることができていないなあと、自身の行動を顧みて反省していました。
講演のあとがたり
講演の内容から文化を変える難しさを語る流れになり、気持ちが入っていない技術だけのコーチングが辛い話...をしていきました。
テストの街葛飾らしく、ぎゅっと濃縮された話が綺麗なタイミングで次々と移り変わっていったのですが、「何が良い方向かなんかは分からないのだから、今のベストを尽くしていけばいい」という話があり、キャリアに悩んでいる自分にとって、はっとする内容でした。
1on1
1on1ってなんだろうね、という話をしていきました。
皆さんの1on1事情が聴けて面白かったのと、オンライン区長が1on1について色々と思っていることを話して、それに対して皆さんが1on1について思うことを話す、という時間だったのですが、1on1の定義やなぜやるのか、という所から話ができて、非常に興味深い話を聴くことができました。
結構カルチャーショックを受けるような話も多かったので、改めて1on1について考えるきっかけになりました。
全体を通した感想
まずは、Ryoさんの再演が聴けて楽しかったです!
げらげら笑うみたいな会ではなく、しんみりと良い話を多数聞くことができて、今日も楽しい会でした。
仕事しながら聴いていて、今日はあんまり声を出して喋らずに皆さんの話を聴く or Discordで会話だけ参加、という状態でしたが、そのような参加スタイルでも楽しめるのが、テストの街葛飾のいい所だなあと感じました!