天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます

「自分のチームについて改めて考える時間を作ろう」の会に参加してきた

distributed-agile-team.connpass.com

今日は、分散アジャイルチームの会で尾澤さんの講演を聴いてきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。

オープニング

普段は、きょんさんが今日発表する人の紹介をしたり、その日の会の流れを話す時間になるのですが、今日はその日の会の流れについて+きょんさんが最近「こうあるといいかも」と思うOSTの原則の発表がありました!*1
で、発表があったのは、「断定はしない」という原則でした。
例えば、「それ、○○○なんて、○○○だから辞めた方がいいですよ」と言ってしまうのは、この場で言えてない関係性やコンテキストを無視した発言になってしまうので、断定することはあんまり良くないかな~ときょんさんは思っているようです。
すべてをOSTの場で公開している/伝えているわけではないので、まるで1on1をやってるいのかのような。メンターかのような勝手なアドバイスはやめたい、ということでした。
限られたコンテキストの中で話しているのに、何かしら断定を受けるのは自分自身ももやもやしそうなので、個人的にも大賛成な原則でした。

セッションの概要

以下、connpassのイベントページから引用

「なぜあなたはスクラムをやりたいのですか?なぜやった方がいいと思っているのですか?」

ふと組織支援の場面でこの問いを投げかけたことがあります。

あなたはスクラムを実践したいと思っている理由を話すことはできますか?」
スクラムアジャイルで開発していくことがいいと思う理由をチームに伝えることはできているでしょうか。」
「導入していくにはチームにあったやり方、ステップを考えることができているでしょうか。」
上記例はスクラムを始める際になりますが、スクラムに限らず新たな取り組みを導入しようとした際や他メンバーに提案した内容がうまく伝わらないなど、職場のコミュニケーションにおいて悩むことがあるのではないでしょうか。

私は1on1ミーティングを外部の立場から行うなど、職場のコミュニケーションに特化して組織を支援しています。 一見、1対1のコミュニケーションだから、チームの話とは違う印象をもつかもしれません。 でも仕事を行う以上、人と関わるのは必然。複数人行ううちに共通の課題も見えてきます。

「今回お話するのは、職場のコミュニケーションに特化した組織支援の中でいくつかの現場で共通して見えたチームに対するすれ違い、考えの違いを紹介して行きます」

あなたのやりたいこと、得意なことはチームに伝わっていますか? あなたはチームメンバーのやりたいこと、得意なことを知っていますか? チームとして目指す方向性ややっていきたいことの認識はあっていますか?

チームをどう見ているかはあなたしか知らない。 だからこそ、あなたにあったやり方でチームをいい方向に持っていくお手伝いができたらと思っています。

発表に使った資料

セッションで印象的だったこと

尾澤さんはコミュニケーションに苦手意識があった

プレゼンとは直接関係ありませんが、コミュニケーションのプロフェッショナルだという印象だった尾澤さんが、コミュニケーションに苦手意識があって理論とかを学んだ結果、少しずつできるようになって今に至っているという話が意外でした。

すれ違いは起こるもの

職場におけるコミュニケーションを分解して、すれ違いが起こるのは当たり前、という話がありました。
コミュニケーションが難しいのは毎日のように実感していますが、コミュニケーションを理論的に分解して、どの段階ではすれ違いが起きる要因としては何があるのか、というのを丁寧に説明してもらえたことで、自分がコミュニケーションしていてすれ違いが起こりやすい場所がどこなのか、大分頭の中で整理ができました。
自分は最近、すれ違ったからこそ生まれた発見がたくさんあったので、すれ違いを全部なくす方向に進めないのもありかも!と思っていました。

アサーション&DESC法

相手を尊重しつつ、自分のことも話す技術として、アサーションというコミュニケーション技術&DESC法というフレームワークを教えてもらいました。
自分は自己主張する力が低いと言われることが多いので、この話は目から鱗で、参考文献も含めてもっと勉強してみたいと思いました。

自分の機嫌をまず整えよう

最近、全然うまくコミュニケーションが取れずに困っていた時も、後でふりかえるとあの時は自分の機嫌が悪かったなあということをよく経験していたので、とても共感できました。
心の余裕は考え足るための認知資源という話や、機嫌や体調が悪いことに自分が気がついてないのは困るという話もあり、参加者の大多数の皆さんが、自分の機嫌を把握することを重要視している様子が伺えました。
まずは睡眠時間の確保から、自分もやっていきたいです笑

全体を通した感想

使えそうなテクニックだけではなく理論的な話も多く、大変参考になりました。
タイトルとセッション概要を見ていてかなり楽しみにしていたセッションでしたが、コミュニケーションで色々と考えたり悩んだりすることが最近すごく多い自分には刺さる内容が多く、期待を超える素晴らしいセッションでした!
尾澤さん以外にもコミュニケーションについての知識を持っている方が多数いらっしゃったので、セッションの内容に加えて学ぶことができました。
多数の猛者の方々から相談にも乗ってもらえて、本当にありがたかったです!

*1:1年くらいOSTを続けて、2~3日前に気が付いたことだと話していました!