天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

「チームビルディング勉強会 オンラインOST」に参加してきた

team-building-study-group.connpass.com

チームビルディング勉強会のオンラインOST会に参加してきたので、会で話し合ったテーマや感想について書いていきたいと思います。

会の概要

以下、connpassのイベントページから引用です。

今回はOST(オープンスペーステクノロジー)形式でチームビルディングに関するテーマを議論します。 「これからチームを作るためチームビルディングの始め方に悩んでいる」 「チームのリーダーをやっており、チームビルディングをもっと上手くやるコツを議論したい」 「自分が所属しているチームでやっている良い取り組みを紹介したい」 「そもそもチームってどういうものかを議論したい」 等々、何でもご自由にテーマを持ち込みください!

会の流れ

今日のイベントはOST形式で行っていきました。
はじめにチェックインとして簡単に自己紹介をした後、KuroさんからOSTについての説明があり、その後は1時間ほどOSTをしていきました。
OSTの後はチェックアウトをして、会が終わりました。

会で話し合ったテーマ

チームビルディングの学習法(上達法)について

具体的には、Management3.0, PMBOK(第7版), チームビルディング実践ガイド(びばさん著)がいいんじゃないかという話がkuroさんからありました。
やすがひらさんからも、以下の2冊の本を紹介してもらいました。

他にも、スポーツ関連の知識だったり、これまでやってきたエクササイズだったり、ふりかえりや1on1の勉強をしたりするといいんじゃないかという話がありました。

チームが途中でうまくいかないときの対応は?(チームで分断が発生した時の対応は?)

分断を生んでいる構造に注目して、(例えば体制を見直したり...)分断が生まない構造にするという話が出てきました。
また、分断しているチーム同士のコミュニケーションを活性化させるために、

  • レンタル移籍(インフラチームからアプリチームに)
  • ペア作業
  • ふりかえり
  • 雑談

などの取り組みができると良いよね、という話がありました。
また、このような取り組みをするのには余白やゆとりが必要なので、余白やゆとりを作ることがまずは大事だよね、という話になり、強く共感しました。

ネガティブでちょっと真面目で厳しい近寄り難いメンバーとの壁を下げるには?

チームとして仕事を完遂させる意識を持ってもらいたいということで、やはりまずは余裕を作ることが大事かもしれない、という話になりました。
チームに対してそのメンバーが壁を作っていないか、をまずは理解してもらうという話や、メンバーの態度によっては、ある程度別の人の力を借りてある種強制的に、壁を取り除けないか検討してみてもいいかもしれないという話をしていきました。
問題の解像度を上げながら話をしていきましたが、中々タフで難しい問題だなあという印象でした。

全体を通した感想

今日はチームビルディング勉強会発足後はじめてのOSTということで、楽しみにしていました!
イベント参加者の皆さんは、何回かこのイベントや他イベントでご一緒している方々が多かったですが、OST形式であれこれと話すのは初めてで、楽しかったです。
OSTは、テーマ出しすることを宣言していた参加者が一人だけだったので、あまりテーマが出ないかな?と思っていましたが杞憂で、当初用意していた枠からはみ出る位の量のテーマが出ていまでした。
議論自体も大盛り上がりで、当初予定していた20分を超えるものも多かったです。
参加者の皆さんの感想を最後のチェックアウトで伺いましたが、皆さんも満足していたような気が、感想を聴いていてしました。
多種多様な内容を話せて楽しかったので、参加できて良かったです!