天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます

銀の弾丸ラジオSprint28(はじめての受託開発をやってみた)を聴いて

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銀の弾丸ラジオのSprint28で受託開発の話を色々と聴いて、受託開発をしている身として色々感じることがあったので、少し日が空きましたが感想を書いていこうと思います。(Podcastを聴けば良く分かると思いますが、受託開発がだめだとか内製開発がだめだとかいう話ではないです)

印象的だったことを抜粋して、感想を書いていきます。

内製開発と受託開発はグラデーション

内部開発と言いつつも受託開発に近い形になっていたりと、内製開発/受託開発と2分化できるものではないという話がありました。(内製開発と言いつつも、内製開発の一部は受託開発で行われていたりということもあり得る)
自分自身は完全に二分化できるものだと思っていて、Podcastで話されていたような内容は知らなかったので純粋に意外でしたし、解釈に対して納得感もありました。

終わらせることが目的になる場合がある

スコープが固定されて*1そのスコープ通りに終わらせることが目的になり、良いプロダクトを作ることや受託開発を受けたときにお互い共感していたゴールに対して向かうことが目的にならないことがあるという話がありました。(めちゃくちゃ分かる...)
受託開発をしていると、同じ問題に向き合っているはずなのに進む方向性がずれていきがちなので、力が働いてずれが出てきたタイミングで進む方向性を揃える努力をしたり、定期的に進む方向性がずれてしまっていないかをお互いに確認する、というのが大事なんだろうなあ、と最近は特に強く思っています。
そして、お互いに確認できるようにするための関係づくりがまずは大事かなと思いました。*2

社内の他部門の案件を受託開発すると難度が更に高くなる気がする

社内の他部門から依頼を受ける形で受託開発をすると、スコープが膨らむことに歯止めが効かなくなったり、社内政治が働いたりするという話がありました。
企業の規模が大きい会社だと特に出てきやすい悩みなのかな、と思いながら聞いていました。
プロダクトを作るのってただでさえ難しいのに、ここに社内政治などが絡んでくると更に難易度が上がってしまうので、中々辛そうです。

お客さんを選べるとよい

受託開発をしていると、受託開発する側が受託開発を依頼する側に選んでもらうようなことが多い気がしますが、受託開発する側もお客さんを選ぶべきだ、という話がありました。
お客さんを選ぶというと少し強い表現かもしれませんが、これもその通りで、社内でも社外(お客さん)でもやっぱり同じ目標に向かって進んでいくことができる相手と一緒に仕事をしていきたいな、と思いました。
Podcast内でも、「なんのために作っているかや、プロダクトを作る目的に共感できるかが大事」という話があって、電車でPodcast聴きながら一人で思わず頷いてしまいました笑

全体を通した感想

自分自身がやっている受託開発の話だったのですが、全然自分のやっている受託開発とは違う話が多く、受託開発と一言で言っても、色々なバリエーションがあるんだなあと思いました。
共感できることが普段の銀の弾丸ラジオのPodcast以上に多くて楽しく聴くことができましたし、なんとなくもやもや感じていた悩みが言語化されたので良かったです。
受託開発でも内製開発どちらでもよいのですが、お客さんが喜ぶようなプロダクト、もっと言えばその先(お客さんのお客さんなど...)にいる多数の人が喜ぶようなプロダクトを作りたいという気持ちがPodcastから伝わってきて、自分自身も同じような想いを持っているので、今後も精進していこうと思いました!

*1:固定されたままならまだいいかもしれませんが膨らむことも...

*2:Podcastで、受託開発のステークホルダーが何を考えているかを様々な方法で真剣にヒアリングしたらそれだけで喜ばれたという話があったので、意外とやられていない場合も多い?