天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

「RSGT2021オンライン鑑賞会 #2」に参加してきた

agilesapporo.doorkeeper.jp

アジャイル札幌が主催している「RSGT2021オンライン鑑賞会」に参加してきたので、会の様子と感想を書いていきます。
申し込み忘れていて、飛び入り参加させてもらいました。

会の概要

RSGT2021のセッションを皆で視聴しよう、というイベントです。
第二回の今日は、長沢さん/中村洋さん/及部さんのセッションを見ようという会でした。

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Regional Scrum Gathering Tokyo 2021 - 組織がアジャイルになっていく道を歩んだ時、「少しだけうまくやれたこと」と「うまくやれなかったこと」 | ConfEngine - Conference Platform

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セッション鑑賞

今回はDiscordでわいわい鑑賞しました。
今回は前回に比べると参加人数は少なかったですが、前回Zoomで鑑賞した時よりも活発にスレッドが動いていた気がしました。
個人的には、根本さんと仲良しなチャットができて嬉しかったですw

ディスカッション

"ある"と"する"

長沢さんの発表を聞いて、"ある"と"する"の使い分けについて幾つか疑問が残り、皆で話し合いました。
子供が親に言われて、「歯磨きをしなければならない」と言われている状態が"する"で、虫歯になるし衛生的だから歯磨きしようと思う状態が”ある”、という例えは腑に落ちました。
ただ、"する"から"ある"への切り替えや、問題からではなくスクラムから始めることで、"ある"状態にいきやすくなる、という話など、今一つ消化不良なポイントが残ってしまいました。
"ある"と"する"は長沢さん以外も多数話されていたことなので、何とか消化できるように、セッションを見直してみようと思います。

変化を促す難しさ

変化を促すことが批判に捉えられてしまうことがあって難しいよね、という話をしました。
ばしこさんが言っていた、「今は上手くいっていないことを変えたい時、変えたいことが過去に成功した時のコンテキストをヒアリングすることで、敬意を伝えた」という話が素敵でした。(敬意を伝えた後は、変化することに積極的になってくれたそうです)
過去のやり方(or相手)を否定することで得をする場面がないと感じているので、否定のニュアンスに取られないように、言い方を工夫したり丁寧な対話をしよう、と改めて思いました。

silver-bullet-clubのパタン鑑賞会

及部さんの発表を見て、銀の弾丸チームのパタンを見てみよう、という話になり、パタンを鑑賞しました。
最初はパタンを鑑賞して、これは絶対及部さんだよね、とかこれは絶対satoryuさんだよね、とかを話していたのですが、途中でsatoryuさんが参加してきてくれて、印象的なパタンや、パタンが作られるまでの背景、パタンをいつから作り始めた、kyonさんに再利用性がないって言われたけど尺だから引きずられないようにしようって話をした(笑)...の貴重なお話が聞けました。(併せて、銀の弾丸ラジオの話も聞けました)
話を聞いたりパタンを見ていったりして、改めて銀の弾丸チーム素敵だな、と思いました。

全体を通した感想

前回に引き続き2回目の参加でしたが、アジャイル札幌の皆さんの、優しくて落ち着く空気感が良かったです。
優しくて落ち着く空気感のお陰で、皆が素直に「良く分からないね」って言えて、お互いで分からない感覚を共有して、あれやこれや解釈を話す、ということができて楽しかったです。
まだこのブログを書いている時点でもゆるゆると雑談していますが、スクラムアンチパターンやチーム転職の話が聞けていて面白かったです。
次回はちゃんと申し込みをして、参加しようと思います!