天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

大人のソフトウェアテスト雑談会 #204【グッバイ&ハロー】に参加してきた

ost-zatu.connpass.com

今週もテストの街葛飾に行ってきたので会の様子と感想を書いていこうと思います。

PdMの得意領域

PdMにしても得意領域が全然異なっているので、領域をかけ合わせていく必要があるよねという話が出ていました。
新規事業だと、マーケティングもセットでできてこそPdMだという話もあり、業種ならではのPdMというのもあるということでした。

プロダクトのマーケティング

eroccoさんは転職活動をするときの一つの軸として、会社がCMをしていないか?を気にしていたそうです。

その理由としては、その会社が作っているといえば儲かるようなところは避けようという想いがあったそうで、ハードウェア文脈でのキックスタートをはじめ、会社の知名度を上げたり利用したりして儲ける以外の仕組みを考えられるようにしたかったそうです。

いろいろなプロダクト

知名度を利用せずに売れているものって何があるのか?という話を起点にして、原価率がとんでもないことになっている居酒屋のウーロン茶/豆腐/枝豆やeroccoさんの地元にある高級クロワッサンの話が例として挙がっていました。

なお、こういったプロダクトも居酒屋など一部のものはメソッド化しているそうです。

極に到達する戦略はありまうが、突飛なことをやって売上をあげるのは難しいという話をしていきました。

また、極な発想をしているという話から、Super Dryを見たアメリカ人が絶対にこんな表現をしないという観点でウケて買われ出したという話が出たり、4℃が匿名宝飾店を出したのはうまい具合に皮肉が効いているように思えるけれどブランディング戦略としては極というよりは正攻法だという話が出たりしていました。

ハイブランド

ハイブランドはつていることがステータスになるようなプロダクトなので、それが一度「つけているとダサい」のようなイメージがついてしまうのは非常に痛いという話が出ていました。

遠いオオヒラさん

世界最高品質の話から、界隈で唯一無二の品質を獲得しているおおひらさんの話になりました。

オオヒラさんは最近露出も多く、アクスタなどでブランディングにも成功しているのですが、おおひらさんいわくまだQA界隈では知られていないということでした。

あちこちで開かれるカンファレンス

JaSST関西とWACATEとスクフェス大阪が被っている疑惑があるという話から、カンファレンスが最近はあちこちで開かれているという話が出ていました。

また、最近は仙台がOpenになりましたが、スクフェス金沢も着々と準備を進めており、スポンサー募集に関しても最近公表があったという話をしていきました。
ただ、スポンサーはどうやら狙ってくれている企業さんが非常に多いようで、争奪戦が巻き起こりそうだという話が出ていました。

分業化

分業化は何起点で起こるのだろうか?という話から、採用起点だったり育成を待てなくなってきてから起こるものではないか?という話になりました。

また、分業の話になると多能工の推奨がセットで話されることが多いですが、多能工が単なるジョブローテーションのような形になってしまうことがあるという課題や、多能工化を推し進めると没個性に繋がるような(繋がらないような)気がするという話がありました。
その後は、多能工の話をするときになかなか触れられないというボルボ生産方式の話で盛り上がり、課題感がアジャイルを実践していく中で起きるものともマッチしていると盛り上がっていました。

全体を通した感想

前の予定が押して参加するのがだいぶ遅くなってしまったのですが、獲れ高が多いテストの街葛飾でした。

ブランディングマーケティングの話と分業化の話は特に面白かったので本や記事を読んでみようと思います。

(オンライン読書会) 「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実を目指してに参加してきた

educational-psychology.connpass.com

こちらのイベントに参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。

なお、話されていたことをそのまま文章にしてしまうと、活動の性質上文章の要約になってしまうので、文章の要約にならない範囲で(あんまり本の内容には踏み込まずに)されていた話を書いていきます。

エキスパート活動

才能教育は最近になってから語られ出したということで、これは個別最適な学びの普及が背景にあるのかな?という話をまずはしていきました。才能がある子専用の「才能学級」のようなものを作るのではなくて、あくまでもその子に対して個別最適な学びを提供するというスタンスは、子供に対して早期にラベルづけをしないことにも繋がるのでよさそうだという話をしていました。

次に、全校拡充モデルに関して、タイプⅢの成果が広まるとタイプⅠが広まる理由はなんでだろう?という話をしていきました。学校教育という文脈だと、最初はタイプⅢから入るほうが生徒の興味も惹きやすいため、タイプⅠやタイプⅡは発展的な扱いを受けているのではないか?という仮説が出ていました。

また、2Eの話からは、早期に子供の特性を判断することの危うさの話をしていきました。例えばADHDHSPと早期に判断されたとして、それが本人のためになるのであればいいのですが、知ってしまったが故に自分ができないことをADHDHSPが原因だと考えてしまうようになるとそれはそれで生き辛さに繋がるのではないか?という話をしていきました。(スキルや仕組みでカバーできるけれど障害があるならしょうがないと割り切れてしまう)

ジグソー活動

7章

個別最適な学びと協働的な学びを進めるための大まかなポイントが、個々人の状況把握などを考えるとめちゃくちゃコストが高そうで、状況調整にかかるコストもとんでもないことになりそうだという意見が出ていたそうです。

また、レベルによって分類せずに本に書かれているような組み立て方で授業するというのはなかなか面白いという話もでていたということでした。
完全な自由進度学習にすると個々人が好きなところを好きなだけやる感じになるので、実現方法はさておきこの方法は良さそうだということです。

他にも、目安が最初から決まっているのは個々人の学習品質を調整するような形になってしまうため望ましくない気がするという話や、アジャイルの文脈で考えるとアウトカムやMVPをどう設定するのか?という話、教材負担や個々人向けにカリキュラムを考えることを考えると教師の負担がめちゃくちゃ高いので本で設定されている期間としてはちょうど良さそうだという話などがあがっていました。

8章

エキスパート活動の内容とかぶるので詳細は割愛します。

話した内容に対しての意見としては、個別最適な学びの文脈で対応するというのは理想的ではあるけれども、才能がある子は教師の想像を超えてくるので、普通の個別最適と比べてもかなり大変そうだという話は出ていました。

9章

(このパートは子供がご機嫌だったので片手間で聞いていました)

卓越性という言葉が出ているけれど、これがベストを尽くす行為と解説されていて、卓越性という言葉から連想される意味とは少し違いそうだという話がありました。
卓越性の哲学という表現になっているので、アリストテレスの卓越性を参考にしているのでは?という意見や、本書に近い論文から察するに授業を卓越的なものにしていくみたいな話なのかな?という意見が出ていました。

また、先生の権威を譲渡していくという姿勢は権威ある人がファシリテーションするときにも同じことを言えそうだということでした。

クロストーク

マット運動の話をみて、

  • 「物事を見る」(レビュー)側の練習はなかなかできていないということを痛感した
  • モブプロやペアプロで自己推定位置を定めることが重要という話と似ている
  • 現場でのメンターの教育が重要だという話に繋がりそう

という意見が出ていました。いずれにしても、相互作用を如何に生むか?みたいな部分が大事になってきそうだという話が出ていました。注釈の1は説明が複雑でよくわからなかったものの、Coaching Agile Teamsの説明は納得がいくということで、相互作用の観点で見ると納得がいくということです。
併せて、著者性の文脈で、教師が言っている内容をただ鵜呑みにするのと自分で考えるのは全然効果が違いそうだけれども相当大変だという話も出ていました。

また、個別最適な学びの理想と現実的な部分はありそうだよねという話をしていて、実際に先生がやってみたら生徒がついてこれなくなって不登校になってしまったりといったり個別最適な学びを取り入れてみたら3週間以上の内容を数時間で終わったと言い出してしまう学生が出たり、色々と現実は難しそうだという意見が出ていました。

理想を聞くとすぐにでも上手くできそうに思えるけど実際にやってみるとなかなか上手くいかないところや、育ってきた環境のコンテキストがぜんぜん異なると習得に苦痛と困難を伴う人もいるというのはアジャイルとも近しいね、という話をしていきました。

全体を通した感想

アジャイルや普段の仕事で起こる話との関連性がこれまで以上に感じられる章で、ディスカッションも活発に行えて楽しかったです。

現実と理想の部分は現場で実践する際のハードルになりそうですが、モブワークをはじめとした実践できそうな糸口も見つかったので、その点も良かったです。

スクフェス福岡Day2に参加してきた

www.scrumfestfukuoka.org

めちゃくちゃ時間が経ってしまったのですが、スクフェス福岡に参加してきたので、イベントの様子と感想を書いていこうと思います。(Day1分は即時リリースできたのでDay2分)

遅くなったのは単純にスクフェス福岡直後ずっとバタバタしていたからなのですが、自分の記憶力が2週間くらい経った後にどれくらい残っているのかを確かめられるいい機会になったと前向きに捉えておきます。

えわさんと会う

最初に会ったのはえわさんでした。(二日連続!!)これまで何回もカンファレンスに参加していますが、同じカンファレンスで二日連続同じ方に1番最初に遭遇するというのは記憶がないので驚きましたし、それがえわさんだったというのも嬉しかったです。

ミツカワさんのセッションを聞く

ミツカワさんのセッションを聴いていきました。自分の発表の直前なので頭に入ってこないかなあと元々思っていましたが、言葉の一つ一つがめちゃくちゃ純度が高くて(ミツカワさんの言葉で話されている感じがすごい)、なおかつ共感できるところがものすごくあって、涙が出そうなのを堪えるようなセッションでした。仲間の存在は尊くもあり時には自分にとって苦しい存在にもなり得るというのは特にそうだよなーという感じでした。

登壇してきた

ふりかえりは別のブログ記事で書いたのですが、登壇してきました。

今まで全くチャレンジしたことがないスタイル?の登壇だったので凄く緊張しましたが、現地の皆さんがすごく楽しんでくださっている様子が見えたので安心しました。

発表後の感想&質問

パウリさんが発表中には質問してくれましたが、発表後にはいっぺいさんけんしろうさんれつさんこいさんひがしもりさんが来てくださり、色々と質問をしてくれました。

  • 発表では関連づけて話していたのですが、記憶と記録は別のスキルとして分けて考えているため、メモを全く取らないで記憶を高めていくトレーニング(発表で言う推し活)とあったことを自分の理解やサマリを挟まずに、できる限りそのまま記録するトレーニング(発表でいう記録例の話)を分けている話をしました。
  • 聴きたいことリストは、話したいことを溜めておいたり自分推し活具合の一つのメトリクスとして使う目的以外にも、その場で話したくなったことの押し出しなどにも使えるという話をしました。
  • 1人目の推しを作る時は、自分の場合は超ミーハーな軽い理由で作っていたという話をしました。推し活をしている別の友人も言っていたのですが、最初からものすごいビビッと来るものがあるというよりも、推している間に相手に関してどんどん詳しくなって、この人のこんな話自分しか知らないんだろうなーという気持ちになっていき、どんどん推していけるという話をしました。そのため、推しを最初に作る段階ではハードルをそこまで高く設定しすぎないのが大切だという話をしました。
  • 推し活の何がいいかって、推し活をしている時間自体が幸せだし推している過程が楽しいのが最高だという話をしました。そういう過程が最高だからこそ、推しの存在はコロコロと変化しても全然おかしくないし、実際に短期集中型で半年とかだけ推してそのあとはすぐに別の推しを探すという人もいたりするという話をしました。

ひろみつさんのセッションを聞く

続いてひろみつさんのセッションを聴いていきました。

ユーザーインタビューやペルソナ作成などは昨年自分も初めて体験したのですが、ひろみつさんが言っている落とし穴やありがちな結果に嵌ることも多々あったので、首がもげる話でした。

ひろみつさんが現場で日々実践していることと、その経験がどんな知識や研究とリンクするのか?というのが見事に紐づいていて、こういうセッション自分もできるようになりたいなあと思ったりしていました。

事前にひろみつさんのセッションでどんな話がされるかを聴いたり予想したりは全くしていなかったのですが、ちょいちょい繋がる部分が出ていて、ミツカワさんのセッションから一つの線が描けている感じがすごく面白かったです。

いがさんkiroさんに褒めてもらう

初対面だったいがさんにセッションが面白かったし推しの話を聞く気分でこの後過ごしてみるという旨の話をしてもらいました。

また、Kiroさんには、ひろみつさんのセッションを聴いている時に、Kiroさんがコメントしそうなことを未来予測してコメントしたことを褒めてもらいましたw

まつしゅーさんに元同僚の方を紹介してもらう

ランチタイムは家族と過ごしてから15時ごろ戻ってきたのですが、会場の前でまつしゅーさんがいるのに気がつきまつしゅーさんと少しお話ししました。

まつしゅーさんは元同僚の方を待っているということで、その方とチームでどういう関係性で働いていたのかやという話に加えて、会社を辞めてしまったのでその方と福岡で再開できるのを楽しみにしているというお話をされていました。まつしゅーさんがスクフェス福岡に誘ったそうで、ネームプレートもまつしゅーさんお手製のものを作られていて、まつしゅーさんの愛が伝わってきました。話を聞いていて、久しぶりの再会がスクフェス福岡でなされるんだろうという感動ストーリーを描いていたのですが、よくよく話を聞いてみると1週間前までは一緒に仕事をしていたということで、そんなに久々の再会ではありませんでした笑

えわさんとスクフェス金沢に向けた下見をする

スクフェス金沢では自分とえわさんが一緒にスタッフとして参加しているのですが、現在スタッフミーティングの中でオンライン配信するかが議論テーマの一つになっており、スクフェス福岡ではどんな感じでやっているのかを下見しにいきました。

スクフェス福岡でアクシデントがあった話などを聴きつつ、オンライン配信をやる技術や機器調査の下見というよりも、オンライン配信をするまでの障壁や品川アジャイルのコミュニティにお願いするとなったときにどこまで協力していただけるのかみたいな部分の方が大切になってくるんじゃないか?という話になり、下見は軽くしつつどちらかというと品川アジャイルメンバーに向けた相談の方をスクフェス福岡中は大切にしようという話をしていきました。

リョッキーさんの発表を聞く

話をしていたところ次のセッションの時間になり、リョッキーさんの話を聞いていきました。

アジャイルスクラムという言葉で会話するのではなく、具体的にやりたいことや抱えている組織の課題ベースで会話をするのが大切という話なのかなーと思いながら聞いていました。

緊張で早口になったから?なのか10分ほどでセッションが終わったのは少し驚きましたが、質問時間で現場の実際の様子や今後していきたいことなどを伺うことができたのはよかったです。

れつさんの発表を聞く

続いてれつさんの発表を聞いていきました。

れつさんが求めているペアワークの効果を更に詳しく聞いてみたい感覚はありましたが、スキル別にどういう風にペアワークに関与していくのか?というのを聞けたのは整理として分かりやすいし面白いなあと思って聞いていました。

スキルの上下関係をそれぞれの立場(スキルが自分の方が高い/自分の方が低い)で経験されていたからこそできる話かなあと思い、とても面白かったです。

堂々と話をされていて、発表中もそんなに緊張している様子は見られなかったのですが、前に一緒に働いていたえわさんの視点だと結構緊張しているように見えたということで、やはり旧知の仲の方からみた感想を聞くことができるのは面白いなあと思いました。

ゆうさんと話す

まつしゅーさんから紹介していただいたまつしゅーさんよ元同僚の方(ゆうさん)とお話ししました。

にしうちさんの発表前の少しの時間ということではありましたが、ゆうさんの経歴やアジャイルとの関わり、まつしゅーさんとの馴れ初めなどを聞いていきました。

まつしゅーさんが普段会社でアジャイルスクラムをリードする立場としてどんな動きをされているのかという話を聞けたり、ゆうさんがエンジニアとしてキャッチアップ力に強みがあって、初めて書く言語とかであっても当初期待されていた2倍速くらいの速さで実装完了してプロダクトを作ったという話はすごく面白かったです。また、話を聞くとゴリゴリのエンジニアとして活躍されている印象でしたが、グラフィックデザインなども趣味の延長でできるということで、多彩な能力を持たれていることにも驚きました。

にしうちさんの発表を聞く

前日にセッションの宣伝を受けていたKiroさんとどちらを見るのか悩みに悩んだのですが、スクフェス福岡で話を聞いているということを考えて、にしうちさんのセッションを選びました。

にしうちさんが所属している会社がどういう形で変革を遂げていったのかというプロセスを丁寧に聞くことができて、まさにアジャイルトランスフォーメーションがどんな風に起きていくのかを知れる発表でした。

地道な努力や、ともすれば「そんなのアジャイルやるならいらないよね」の一言で片付けられてしまいかねないような仕事も妥協することなくこなす姿に感銘を受けたのですが、その姿のバックグラウンドがにしうちさんの強い想いであることが発表の終盤や質問タイムで明かされた時には、より胸が熱くなりました。

プレゼンも本当に完成されていて、スライドにしても話し方にしても全てがお見事でした。部長や経営層の方々に4時間ぶっ通しで話をし続けているという話が裏打ちされるような品質で本当に凄かったです。

自分も感動していましたが、大企業でアジャイル変革をされている方はかなり感銘を受けていた様子が見られたのも印象的でした。

えわさんたがみさんとスクフェス金沢の話をする

えわさんたがみさんとスクフェス金沢の話をしました。

話していたのは主にオンライン配信周りの話で、品川アジャイルにお願いするとなった時は何をお願いするのか?何を用意しておく必要があるのか?というのを費用面を中心に伺っていました。

また、他のスクフェスに対して品川アジャイルがどのように配信回りで関わっているのかというのも聞いて、自分たち(スクフェスの運営の人たち)で最終的にはできるようにならないといけないというのはまあそれはそうなんだけれども、とはいえそこに至るまでの過程はあるよねという話や、品川アジャイルの中でも関わり方の理想には差異があって、中途半端にお願いされるよりは全て任される方がありがたいという意見もあったりはするという話を聞いたりしていきました。

旅するおおひらさんをゲット

よしきさんから旅するおおひらさんをゲットしました。推しなので、しっかりと最新バージョンのアクスタをいただきました。

クロージング

あっという間のクロージングということで、簡単なふりかえりや月曜日からやってみることの宣言、初登壇の方からの感想を伺ったりしました。

登壇の感想というと綺麗なまとめに走りがちになるのですが、みなさん発表準備の苦労や発表に至るまでの裏話などかなりぶっちゃけた話をしてくださって、こういうところがスクフェスらしいなあと思って話を聞いていました。

最後は恒例の集合写真ということで、おおひらさんと写真を撮りました。

飲み会その1

21時ごろから飲み会に再合流しました。Discordで空いているお店がないかをふらっと投稿したところ、nakoさんが反応してくださり、kiroさんnakoさんbonotakeさんと合流することができました。以下のような話をしていきました。

  • チューリングテストを人とAIそれぞれに実施すると、今はAIのほうが人間よりも通る確率が高いという話をしていきました。そこからAIが台頭している分野の話になり、車の自動運転ではAIのほうがブレーキを止めたり正確な判断をする確率が高くなってきているという話や、バスで緊急事態が発生したときの判断(運転手の心拍に異常が発生するなど)では既にAIが使われているという話をしたりしていきました。
  • 日本の製造業のQAが極めて厳しい状況に立たされているという話を聴いていきました。ラボノートの仕組みに代表されるように、UpdateとDeleteが絶対にできないように*1本来はされている必要があるところ、現在はひどい状況だとベンダーに対して本番アクセスの権限を与えてしまっていたり、QA本部に人であれば誰しもがデータをupdate&Deleteできてしまうような仕組みができあがっているという話がありました。現在は「こういうことはやらないでね」と人に言いさえすればやらないようになるだろうという前提のもと制度が構築されてしまっており、人の良心に任せるような仕組みではなくやろうと思ってもできないような制度を作り上げることが大切だという話でした。また、似たような話として、直近雲行きが怪しくなりつつあるGoogleに関しても、「自分たちはevilなことをしない」と言い続けることによってevilにならないと思いこんでしまっている問題が出ていそうだということでした。また、ここまで話したような内容を、Kiroさんがスクフェス福岡の続編としてスクフェス新潟で話す予定だということで、非常に楽しみにしています。
  • 製造業のQAから関連して、最近ニュースで話題になっているとある会社の問題に関して、色々とオフレコ話を聴いていきました。(さすがにブログに内容は書けないので気になる方はkiroさんnakoさんbonotakeさんか自分に直接聞いてください)
  • 今回のKiroさんの登壇は少し準備に苦しんだそうで、直前にも少しスライドをいじったりしていたという話を聴いていきました。苦戦したポイントとして、今回はナラティブにならないように発表することを意識した点があったそうで、結果的にプレゼンを聞いていた方々はもやもやするような感じで終わったそうです。Kiroさんからは、あの発表をぜひ自分のブログとかでまとめてみてほしいという話がありました。(まとめられないような発表になっているはずであるため笑)
  • スクラムの巧妙さの話として、スプリントレビューとレトロスペクティブをどちらも1週間に1度行っている点が挙げられていました。本来、プロセスに対するフィードバックとプロダクトに対するフィードバックは系を不安定にしてしまうため、同時に与えるべきではないのですが、スクラムは意図的に不安定にするためにそのような仕組みになっているところがすごいということでした。(たまに、スクラムフレームワークを適用することでチームや開発プロセスが安定するようになったという話や改善が安定して回りだしていると言っている人がいますが、そういう感想を抱く人がいることも含めて面白いということでした)この仕組みは、ジェフサザーランドが戦闘機パイロットの職業に従事していたことがルーツになっており、戦闘機の翼が普通の飛行機の翼と逆向きに装着されていることに由来しているということでした。(戦闘能力を高めるために、逆向きに翼が装着されている。逆向きに翼を装着することで、不安定さが増し、相手から機動が読めなくなるので戦闘能力が高まっている)
  • 軍隊は組織として安全性に対して非常に高い重きを置いているため、安全性を担保するために参考になる取り組みはある一方で、人間としてあまりにもEvilであることを容易く実行してしまうとんでもない組織でもあるため、安易に真似をすることはできないという話がありました。あまりにもEvilな例として、人間が安全性に関して1番鈍感なのは何も知らないタイミング(軍で言えば一度も戦闘に出たことがないタイミング)であることを見越して、必ず誰かが死ぬことがわかっている場所には一度も戦闘を経験したことがない人を突っ込むように仕向けたり、ナラティブやストーリーを駆使して、人を殺すことに対して「共感」させてしまい痛みを覚えなくする手法を実践してしまうことが例として挙げられていました。
  • 正義を知るにはEvilを知らなくてはいけないという話から、スター・ウォーズで本当に悪いのはヨーダだという話をしていきました。また、物語の中では悪い帝国軍とそれに立ち向かう正義の反乱軍という風にも見えますが、よくよく考えてみると反乱軍の方がたくさんの死者を出したりしていないか?という話も出ていました。
  • 組織の勉強や人とはどういう生物かという勉強にはなるんだけれど読んでしまうと後悔する本として、戦争における「人殺し」の心理学を紹介してもらいました。人間の恐ろしさを分析している本で、人間が生来備えている機能(人を殺すことにものすごいストレスや嫌悪感を感じる機能)を潰してしまうことができるという研究や、その研究成果を利用してしまう軍隊の恐ろしさなどがわかるそうです。
  • スクラムの次は何がくるんだろう?という話をしていきました。Kiroさんはスクラムを学び始めたとき、まさかこれで20年もご飯を食べていけるとは想像がつかなかったそうですが、そろそろ新しいチャレンジも必要だと考えているというお話を聴きました。今新しいチャレンジとしてやっていこうと思っていることの一つには、教育構造の変革があるそうで、知的生産者の育成がなんとかしてできないか?と考えているそうです。こう考える背景としては、時代の変遷とそこに取り残されてしまった(アメリカに負けてしまった)日本に対する問題意識があるということで、元々は土地の価値が一番ある時代からスタートし、それが徐々に資本(お金)の価値が一番ある時代、次に知的生産者の価値が一番ある時代へとシフトしていったことでことがあるということでした。アメリカはこの時代の変遷を見通しており、ジャパン・アズ・ナンバーワンで提言されていた知的生産者の育成に対してシリコンバレーなどを代表とされる仕組み(お金は最低限でいいから、それよりも難しくて面白い問題を解くことが好きな人たちを集める)を構築することによって大成功したということで、色々な意味で恐ろしい国だという話をしていました。
  • アメリカは知的生産者の育成という意味では成功した一方で、団塊世代の問題にはぶち当たっており、若者には全くといっていいほど支持を集められていないトランプが人気を集めているのはなかなかの皮肉だという話がありました。(「強かった日本を取り戻す」を実行しようとして失敗している日本と同じ道を辿りそう)
  • オープンソース文化の元?にもなった思想として、コードを書いてそのコードが良かったかを測る一つの指標(そのコードを書いた人の技量を測る一つの指標)として、書いたコードがどれだけの人にパクられたのか?があるという話をしていきました。
  • オープンソース文化の歴史として、GPLBSDの戦いで、自由を守るためには不自由も寛容しなくてはいけない*2という派閥と、自由を守るためには不自由は寛容してはいけない*3という派閥の戦いがあったという話を聴いていきました。
  • オープンソース文化に対抗するような形でマイクロソフトが一時期ソースコードをクローズ化したものの、結果的にどうしてもパフォーマンスが出ない部分が出てきて、オープンソース化する方向に戻っていった話をしていきました。
  • オープンソース文化などの影響もあって、エンジニアは国交を繋いでおける貴重な存在であるため、海外のScrum global gatheringをはじめ、定期的に直接会話して話せるようなパスを確保しておくことは大切だという話がありました。ただし今は、ビザの発行に数ヶ月かかったりと海外に行くハードルはなかなか高くなっているそうで、パスが確保し続けられるかどうか怪しい未来になっているということです。
  • Kiroさんは抗生物質を200g以上飲んだ時期があったそうで(普通は数mgしか飲んではいけないもの)、その時は腸の菌が全て消滅してしまい、毎日ヨーグルトを食べたりしていても2年間くらいは普通の生活に戻るまでに時間がかかったという話を聞いていきました。
  • 最近の研究で、人は身体の半分くらいは別の生物(の遺伝子)であることがわかったそうで、多様性とはなにか?が改めて考え直されることができそうだという話をしていました。
  • 今回の​中城さんのkeynoteで素晴らしかったポイントとして、最後に「未来は明るい」と言い切ったことにあるという話が出ていました。もちろん嘘になるかも知れないけど若い人たちに向けては「未来は明るい」ってメッセージを発信し続けることがすごく大切だし、ただ言葉にするだけではなくて、自分たちよりも優秀な後輩たちを本気で育成していく必要があるという話をしていきました。
  • 徐々に食べれないものが増えてくるので、親には今のうちに食べさせたいものや親が食べたいものを食べてもらった方がいいという話をしていました。アレルギーの悲しいところとして、摂取すればするほどアレルギーになってしまう確率が上がるので(ある閾値まで摂取したタイミングでアレルギーになる)、好きなものは早い段階で食べられなくなるということです。
  • スクフェス巡りにまつわる裏話をしていきました。現地スクフェスに行く動機は人それぞれですが、自分とKiroさんはとある理由で一致している可能性が話をしているうちに出てきて、これは怒られる可能性があるから公に表明したり公表したりするのはやめておこうという話になりました笑
  • コミュニティは不思議なもので、会社よりも(ともすれば年号よりも)長続きするものなんだという話をしていきました。そのため、コミュニティで一緒にいる時間の方が同じ会社にいる時間よりも長くなっており、コミュニティで得た知識をもとに会社をどこまで長続きさせられるか?を考えるのが今の時代になってくるという話が出ていました。
  • えつおさんが自分からいじられにいっているのだとしたらそれは策士すぎてめちゃくちゃすごいし、天然でやっているとしたらそれもまたポテンシャルが高すぎてすごいので、どちらにしてもすごい人だという話をしていました。

飲み会その2

同じ店にいたスクフェス福岡の運営の方々が解散したこともあり、そろそろ一旦解散しようという流れになったのですが、どうやらGROWTH1で飲み会が行われているらしいという話が出て、GROWTH1に向かうことになりました。

無事にGROWTH1についたところ、20人くらいの人がまだいたので、そこで色々と話しをしていきました。

  • 最初にオンライン越しにいたおおひらさんに挨拶をしました。川口さんが肉マークの落書きをおおひらさんに施しているのを見ながら、推し活をしている身としてはアクスタで最新バージョンを勝ち取らないといけないと思っていた話をしました。
  • ひろみつさんとミツカワさんと、Day2の午前の講演が特に打ち合わせたり狙ったりしたわけではないのに3人見事にすごい繋がっていたよね、という話をしました。テーマもバラバラで繋がる余地はどう考えてもなさそうのですが、それぞれが会場で作り出した空気がミツカワさんの講演から見事に繋がっていて、現地発表の不思議さを感じた瞬間をふりかえっていました。
  • プレゼンの話になり、ミツカワさんが最後のクロージングで全体向けに話していた「最終週に仕事で有給をとって準備したりして、もう登壇したくないと思うまで頑張っていた(が結果的に発表してみて発表できてよかったと思っている)」という話に対して、有給を取るのはいいけどさすがに追い込みすぎだというツッコミがKiroさんから入っていました。その後Kiroさんはどれくらいの発表準備をしているのか?という話になり、今回は2週間くらい設計をしてプレゼン資料自体は4時間くらいで作るような形だったという話を聞きました。
  • ミツカワさんが今回プレゼンの準備をするにあたって、西内さんからもらったフィードバックの話を聴いていきました。西内さんからは、プロポーザルに書かれているLearning Outcome(プロポーザルで書かれていることの答え)が伝わらないかもしれないという話をされたということで、これがどのようにしたら伝わるのか?を最後まで一生懸命考えていたそうです。
  • Kiroさんとミツカワさんは実は会社で会っていた*4にも関わらず、ミツカワさんにはじめましてをKiroさんがしてしまったという話を聞きました。意外にも、Kiroさんは名前と顔を一致させるのが苦手(そもそも名前を覚えるのが苦手)だそうで、Professional Name Forgetterというタグを海外カンファレンスではつけていたということです。
  • 自分の前職の思い出話として、Kiroさんが来てくれていたという話をしていきました。自分の会社で最初にKiroさんと接点を持った方が素晴らしいかつ面白い方なのでコミュニティに呼びたいんだけれど全然来てくれないという話や、最初にKiroさんが支援に入ってくれたタイミングで会話できていれば、もしかすると3年早くコミュニティに入っていたかもしれないという話をしたりしていきました。
  • ミツカワさんが今回引き連れてきていた同僚のたけうぴさんがKiroさんの講演を聞いて感じたことの話を聞いていきました。インシデントが起きた時、人を責めようとは全く思わないけれど、どうしてもそのインシデントを起こした人に目が行きがちなので難しいという話や、アクシデントとインシデントの違いの話は目から鱗だったという話などをしてくれていました。それに対してKiroさんからも、アクシデントやインシデントに関しては、起きたら運が悪かったとしか言いようがないということですが、改善を重ねて仕組み化していくうちに不思議と運も良くなっていくんだという話をしてくれていました。
  • ペアプロやモブプロで大切なこととして、自己位置推定を把握することが挙げられるという話が出ていました。そのため、ナビゲーターはドライバーの自己位置推定補助をするようにふるまうことが大切だということで、その話から、場合によってはペアプロやモブプロを外から観察して自己位置推定を補助する役割を用意してもいいという話も出ていました。

45分くらい話した後、お手洗いに何人かが行くタイミングで席がばらけたのですが、その際にえわさんと自分がスクフェス金沢開催に際して色々と話を聞きたかった田上さん川口さんAkiさんと丁度話せるタイミングが来て、そこにまつしゅーさんやれつさんも咥えながら話をしていきました。

  • スクフェス金沢に関しては主にオンライン配信のことを聞いていきました。品川アジャイルのことは(特に最初のうちは)頼りまくればいいと思うという話や、頼られずにオンライン配信を断念する話が進んでいくのは、声をかけてすらもらえないのかという気持ちになって寂しいという話が田上さんメインでありました。Akiさんとしても、自走したいという気持ちはわかるけど運営(自分たち)で全部できるようにしたいという気持ちはどこから来るのかが純粋に気になるという話があったりしました。そのあとは、川口さんが先日金沢に行った際に色々と会場の下見をしてくれたそうで、そこの写真を見ながら、オンライン配信をするならどうするか?というあれこれを具体的に話していきました。会場にある機器の種別だけではなく、ネットワークの速度なども見てくれたそうで、色々とシュミレーションをしながら必要な情報を整理したりどうしたら上手くできそうかのディスカッションをしたりしていきました。具体的には、会場費が安いのでホワイエ的なスペースを作るために貸し切れるところは全て貸し切っちゃえばいいのではないか?という話、追加スペースとして金沢大学を貸し切ろうと思えばできなくもないだろうけど場所として不適切だと思うという話、オンライン配信ができるのかは一度スクフェス大阪のタイミングでテストするのもありじゃないのかという話、部屋が吹き抜けになっているのでスピーカーの声が大きいとワンフロア貸切とかにしない限りもしかすると注意が来てしまうのではないかという話、オンサイト参加者のほとんどがkeynoteを聞く想定の場合配信がないと聞けない人が出てきてしまいそうだという話、スポンサーブースのスペースをどこに位置取ると良さそうなのかという話、各部屋の機材を見てどの機材を持っていけば配信ができそうなのか?という話などをしていきました。なお、川口さんは会場の下見をするにあたって、とあるハードルをこっそり超えたそうですが、これが超えられるようになったのは成長を実感したということで、このハードルを越えられないのは学校教育が良くも悪くも効いているんだという話をしました。*5
  • 品川アジャイルが配信にチャレンジした一つのきっかけになったできごととして、DevOpsDaysでプロの人に依頼をした時に、プロだと拘りが良い意味で強いので必要最低限のスペックで配信をしてみようという話が出たというエピソードを聞いていきました。
  • 金沢と言えばということで、クック(洋食屋さん)の話を聞いていきました。川口さんが学生の時に何度もお世話になったお店で、金沢に滞在中もほぼ毎日利用するくらい好きなお店だそうですが、何もわかっていない人(学生のことをおそらく意識しているが故にご飯が多いことややや柔らかめのご飯がいいということ)がレビューを書き込んでいることに苛立ちを感じていたそうで、川口さん自身がレビューを投稿したそうです。
  • 自分がメモとかを取らずにどのようにして今日あった話を頭の中に叩き込んでいるのか?という話になり、MONSTERとルンゲ警部にまつわる解説があったあと、浦沢作品に関して川口さんからえわさん向けに説明がありました。
  • 自分が今書いているこうしたカンファレンスのレポートは貴重だし内容の再現度が高いので、有料記事にしてしまうのも一つの手ではないかという話が出ていました。有料記事にしてしまうと、お金は自分に入ってくるのですが、その分はスクフェスのスポンサー費用に充てるとかすれば良いのではないか?という意見が出ていました。
  • 川口さんが、自分(aki.m)が川口さんに対してあまり興味関心を持っていないと感じるそうで、それをきょんさんに話したところ否定されたという話を聞きました。きょんさんが否定してくれた通り、全然そんなことはなくて興味関心を持ちまくっている推しの1人です、という話をしました。
  • えーちゃんさんが一発芸を特に誰かにそそのかされた訳でもなくしていて、川口さんとAkiさんにポテンシャルを買われていました。お酒が入っていない状態でもできるのかが残課題としてあるそうですが、スクフェス大阪で目玉になるかもしれないという話をしていました。ただし西内さんだけは手厳しく、自分が面白いことがお笑いではなくて他人が面白いことがお笑いであるが故にえーちゃんさんの一発芸はお笑いではないとダメ押しされていました。
  • 自分の推しに関して、推されていることがあまり喜ばれないという話がありました。その中でもAkiさんだけは押されていることに喜んでくれていましたが、嘘をつくことによって情報操作(間違った情報を自分にinputさせる)することを画策していました。
  • おおひらさんのアクリルスタンドはおおひらさんのことを知らなくても欲しいという話が出ていました。れつさんはおおひらさんのことを全く知らないそうですが、今回のスクフェス福岡を通してぜひ会いたいと思うとともに、アクリルスタンドをもらえていないことに寂しさのようなものすら感じるという話をしていました。ただ、冷静になって考えた時に、まったく面識がない人のアクリルスタンドをもらったところでカンファレンス以外のタイミングでどのように活用するのかが難しいし、現実世界に戻った時に(捨てられないし)もらったことを後悔するのではないか?という意見も出ていました。ただ、おおひらさんはスクフェスの象徴的存在に間違いなくなっているので、おおひらさんに関する補足情報みたいなものを会の参加者向けにスクフェスがあるたびにフォローしていくのは一つの手なんじゃないかという話も出ていました。
  • おおひらさんの等身大パネルは実はじゅんぺーさんのアイデアだったという話をしていきました。それを聞いた川口さんが、じゅんぺーさんはこんな感じで絶対に推していたということで物真似をしてくれたのですが、煽りとかではなく想像をはるかに超えてくるクオリティーの高さで、その場にじゅんぺーさんがいたんじゃないか?と錯覚するほどでした。川口さんはじゅんぺーさんのツボを見事に抑えることに成功したそうで、やや強引に流れを持ってくるような感じが特に似ていると好評でした。個人的に、この飲み会のハイライトはここでした。
  • スクフェスの実行委員が集まる箱根のリトリートの話になりました。5泊ということですが、途中抜けもワーケーションもOKということで自由度は高い模様で、参加が難しいと思っていた自分も参加しようか悩むことになりました。えーちゃんさんは、仕事を意地でもしないという誓いを立てていました。
  • 田上さんの帰宅シーンが、唐突感がありながらもしっかりと存在感を示して出ていくという点でばやしさんと似ているという話が出ていました。自分はばやしさんの帰宅シーンを見ていないのでなんとも言えないのですが、確かに爪痕を残して立ち去っていく感じはすごくあったので、なるほどなあと思いました。(田上さんは、川口さんは自分が言いたいことを人を通して言わせている節があるというセリフを残して見事に存在感を示していました)
  • えーちゃんさんは次の日に西内さんとミツカワさんといがさんを載せてラッコを見に行くという話を聞きました。えーちゃんさんはその話が決まった瞬間にお酒を控えてコンディショニングをしていたそうで、さすがでした。えーちゃんさんだけ車に待っているんじゃないか疑惑も出ていましたが、次の日の様子を見ると無事に(??)福岡観光を楽しめていたようです。
  • 普段読書会でご一緒している往蔵さんとれつさんと福岡で会ってお話しましょうという話をしていたのですが、深夜になるとGROWTH1に入ることができないため、その場にいなかった往蔵さんとはどうやら会うことが難しそうだという話になり、れつさんが電話で繋いでくれました。その場にいた川口さん松崎さんAkiさんからは、自分とれつさんがGROWTH1から出ればいいだけでは?という話をされたのですが、言語化できないもののGROWTH1から出てはいけない感覚があり笑、電話でまた会う約束をしてその場で往蔵さんとの会話が終わりました。
  • オンラインで話したことはあるけれど実は対面ではほとんど話すことができていない人がたくさんいるという話をしていきました。みなさんそういうもんだという話をしていて、えわさんはいわおさんとえいみさんがそんな存在だと言っていました。
  • ミツカワさんがわざわざ発表のお礼を言いにきてくれたのですが、正直自分は何もしていないですし、発表に辿り着くまでの過程を歩んできて今回素晴らしい発表をしたのはミツカワさんの努力があってこそだと思うので、本当にミツカワさんがすごいですという話をしました。また、ミツカワさん自身は自分だけじゃなくてえわさんと西内さんも助けてくれたので…という話もしていて、助けになってくれた割合も言っていたのですが、色々話を聞く限り割合が変だったので逆なんじゃないかなと思いました笑
  • 最後はえわさんと少しだけお話をしました。えわさんとは随所で絡みがありますが、なかなかがっつりと2人で話すというのはタイミングがなかったので嬉しかったです。えわさんの近況情報として、チームメンバーはめちゃくちゃ優しいんだけれども、チームで1番下手になった感覚があって、ドメイン知識のキャッチアップとも合わせてなかなか大変な状況だという話がありました。併せて、えわさんの強みであるコンフリクトマネジメント的な部分も活かせているような活かせていないようなふわふわした感覚があるそうで、なかなかえわさん自身で貢献できている手応えを掴みにくいのもあるということです。(チームメンバーは優しいメンバーが前述した通り多いこともあり、えわさんの貢献を認めてくれてはいる)ただ、えわさんとしては分かっていた上で自分から飛び込んだ環境でもあったそうで、ギリギリのところではあれど今のところ前向きにやれているということでした。また、えわさん自身でギリギリだと思っていたところ、バスケの試合を観に行ったら気がすごく晴れたそうで、定期的な息抜きがたりていなかった説はあるというお話もしていました。なお、自分の場合はスポーツ観戦が全く息抜きにならないのですが、えわさんはその辺りは勝敗に影響しない要素に注目して観戦をすることでカバーしているそうで、羨ましい限りでした。他にも、えわさんが今の会社に入る時に一次面接を担当してくれたえるさんが、アジャイル×モバイルの人材に関して求めることを話してくれた際にめちゃくちゃビビッときたという話を聞いたりしていきました。

全体を通した感想

本編の飲み会を中心にカンファレンスを満喫できた2日間で最高でした。

特に、Kiroさんや川口さんからこれだけいろいろな話を聞けるというのはカンファレンスならではで、多くの学びがある贅沢な時間を過ごすことができました。
また、往蔵さんをはじめ話したかったけれどそこまで話せなかった人もいたにはいたのですが、はじめましての方もお久しぶりの方もお馴染みの方もたくさんギャザリングができて楽しかったです。

ここまで書いた通り2日間(前夜祭をいれると3日間)本当にいろいろあったのですが、一番強烈に記憶に残ったのは川口さんのモノマネのクオリティが想像をはるかに超えてくる品質だったことでした笑

*1:厳密にはできるのだが、それをやれば絶対に分かるし、相当な事情があるときだけである。品質基準を満たしていない状態であろうともどうしても出荷せざるを得ない状況などで使われることがある

*2:何事もオープンにする文化を保つためにはクローズドであることも許容する必要がある

*3:何事もオープンにする文化を保つためにはクローズドであることは許容してはいけない

*4:前CTOの藤倉さんとKiroさんは同僚だったためミツカワさんの会社に来てくれていた

*5:すごくいい話に思えますが、この話に限ってはそこまでいい話では実はないですw

「今からでも間に合う」GPTsによる 活用LT会に参加してきた

forkwell.connpass.com

こちらのイベントに参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。

会の概要

以下、イベントページから引用です。

2023年11月6日にユーザーが自然言語でカスタマイズできるGPTsがリリースされ、2024年初頭では既に300万以上のGPTsが作成されています。
そして2024年1月10日にGPT Sroreが公開され、便利で人気のGPTsを見つけることができるようになりました。 ChatGPTよりもさらに身近で便利な生成AIが登場することで、開発生産性はより向上していくことでしょう。
そのために多くの事例を知ることは大切です。

そこで、Forkwellでは、公開されたGPTsを紹介するLT大会を開催します

GPTsのチームでの導入事例や開発生産性向上の体験談、個人の生産性をあげるおススメのGPTs活用方など、 このイベントに参加していろんなGPTsの活用事例を知り、明日から実践してみましょう!

会の様子

LT1 「人とAIが協調するHuman-in-the-Loopへ」

Human-in-the-Loopの基本原則*1が紹介された後、現状だとAIが人間の専門知識に勝てないという話がありました。
現状はデータの増加速度に対してモデルの学習速度が及ばないため、どうしても専門的知識のキャッチアップは遅れるということです。

次に、Human-in-the-Loopデータ処理パイプラインとして、データ処理とモデルトレーニングのパフォーマンスを変えるために人間が反復ラベリングに介入する手法の紹介がありました。
Human-in-the-Loopデータ処理パイプラインでは、データ処理→データアノテーション→モデルトレーニングの後に人間が反復ラベリングを行い、再度データ処理へ移るプロセスで、このプロセスを適用することによってモデルの学習が早く進むということです。

このようなパフォーマンスを出すためには、AIを開発することだけではなく活用することに目を向ける必要もあるということで、その一例としてHuman-in-the-Loopシステムの一つであるHuman-in-the-Loopセキュリティ・システムなどがあるそうです。
Human-in-the-Loopはウイルス検出、プライバシー保護、スパムフィルタリングなどで特に高いパフォーマンスを発揮しているということで、幾つかのSurveyでもその結果が証明されているそうです。

実際に発表者の二本松さんは「GPTs初号機 レイ」「GPTs零号機 ゆかり」「GPTs弐号機 まもる」を開発してみたということです。

LT2「GPTsの可能性」

簡単にGPTsの紹介があった後、Claude3が強すぎるという話がありました。
ベンチマークを見てもClaude3のほうがGPTにほとんど勝っていると言えそうで、現状GPTsが存在することくらいがGPTの強さになっていると考えられているということです。

そこでGPTsの可能性を考えていくと、

  • マネタイズ(日本に関してはそこまで期待できない上、ストアのSEO等不透明な部分が多い。また、ノーコードということで文系の人が受託してマネタイズするような形もとれる)
  • 業務効率化(MidjourneyやReddit、DALLE、Sheets Maker、Pre Pre AGIなど生成AIの強みを活かした業務効率化が期待される。一方で、本当に使えそうなものはあまり外部に公開されていないというのはある)

の2つが挙げられますが、現状だとGPTsだけでのマネタイズは厳しく、業務に使うにせよチューニングが必要になってくるというのが結論だということです。

LT3「100人参加ハッカソンから学ぶGPTsの活用方法」

GPTsを作るハッカソンを開催してみたところ、エンジニアだけではなく営業の方もざっくりとしたアイデアから様々なGPTsが作られたという話を聴いていきました。

優秀作品として選ばれたのは、

  • FPプランナーGPTs(家計の相談に乗りつつ相談の前準備を行う)
  • スタートアップ評価GPTs(スタートアップが長期的に事業継続できるのかを考える)
  • 最新論文検索GPTs(ユーザが指定した分野のおすすめ論文を元論文+Gemini解説してくれる)

の3つだそうで、エンジニアからコンサルタントまでまったく異なるバックグラウンドを持った方々がそれぞれのアイデアを実現していたということです。

Q&A

LTの後はQ&Aがありました。以下、内容と回答を常体かつ一問一答形式で記載していきます。

OpenAIにはセキュリティ面で懸念があるが、どう考えているか?

ChatGPTのセキュリティが問題というよりも、インターネットとしての脆弱性も影響しているので、使い手側のリテラシーに依存してくるのは事実だと思う。

GPTsの作成にはどれくらい時間がかかるのか?

ものによると思うが1-2時間でできるものから半日くらいかかるものまであると思う。最近は1-2行だけしか書かないこともある。

勉強資料のおすすめはあるのか?
  • 海外の最新情報のキャッチアップが重要なので、OpenAIのDeveloper forumなどを見たりしている。
  • 自分で使ってわからないところを学んだり気づきを得るのが一番おすすめ
  • ChatGPT
  • 現状だとブログとかの方が最新情報が落ちている
GPTsを作るテクニックのキャッチアップは?
  • 体系的にまとめているメディアはほとんどない
  • Twitter
  • ChatGPTに聞きまくる
  • 東大の松尾研究会のコンテンツ
作成したGPTsをテストする勘所を知りたい
  • 実用的になにか必ず正解を出さないといけない、みたいな使い方はあまり向いていないので、プログラミングにおけるテストとは違うイメージ。そのため、いい壁打ち相手になるのかな?とは思うが、正確にこういう回答がもらえるか?はテストしていない
  • 頭で思いついた挙動の動作チェックレベルしかしていない
  • シンプルなプロンプトを書くことが重要だと思う

会全体を通した感想

GPTsを過度に推しすぎることなく、フラットにいろいろな使い方や意見を聞くことができたのでよかったです。

色々ツールを知れたのはよかったですが、現状はなにか体系的なナレッジというよりも自分で手を動かして試行錯誤をたくさんするのが重要そうだと感じました。

*1:機械学習の精度を高め、精度目標により早く到達し、精度を最大化しながら効率を高める

スクラムフェス金沢の打ち合わせをしてきた(第8回目)

今日もスクフェス金沢の打ち合わせをしてきたので、状況を書いていきます。

オンライン配信

オンライン配信を品川アジャイルの方々に協力してもらえることになったという話からスタートしました。

万が一配信が失敗したときのリカバリー策としては、再演をスクフェス金沢でお願いできるといいかもしれないという意見も出ていました。

また、配信のリハーサルとして、スクフェス大阪のタイミングでスクフェス金沢で使う予定の場所から配信してみたり、スクフェス金沢スタッフで勉強会を直前に開催してみてもいいんじゃないか?という話が出ていました。

スタッフの経費

スタッフの経費は交通費以外自腹ではなく宿泊費等も含めて負担した方がよいのではないか?という話になりました。他のスクフェスでもそのように運用しているということで、この方針で基本的にはいくことになりました。

開催趣意書

開催趣意書は本当は今週あたりに出したかったのですが、keynoteの打ち合わせが残っているのでそれが終わってからにしようという話になりました。

keynoteの候補の方に、keynoteを受けてもらうこと自体は了承いただいたので、もう少しで公開できることになると思います。

ホワイエ問題

雑談できるスペースは自由に使えるラウンジがあるので、そこでよいのではないか?という話になりました。他に屋上もあったりするので、そこも使えそうだということです。(休日ならビジネスマンはあまりいないはず)

ただ、場所を取れないかは改めて見ることになりました。

スポンサーブース

スポンサーブースをどうしようか?という話をしていきました。

場所自体は用意できそうなので、後はスポンサーのランクに応じてどこまで用意するのかや、どのスポンサーにどれくらいの広さのブースをお願いするか?など細かい部分だけ詰めていく必要がありそうなことを確認しました。

ホームページ作成

開催趣意書も早く出したいけれど、ホームページも早めに作りたいという話が出ました。(スクラムフェス金沢の存在自体は既に運営委員の周りを中心に周知がされ始めているのですが、その際に現状だとホームページがないので、会の説明がしにくい)

そこで川口さんとAkiさんにホームページ作成をする準備の依頼をしたところ、たまたま時間が空いていた川口さんがやってきてくれて、モブワークしてくれることになりました。

最初にハンギョドンの大量発生を確認した後(!?)、後は色々教えてもらいながらWIXを使ってホームページを作っていき、1時間くらいで必要最低限の情報がまとめられたホームページが完成しました。まだUIは色々直さないといけなかったり、keynote情報を追加したりといった作業は残っているのですが、一旦以下のサイトで公開しました。(DNSの関係で、このブログを読んでいるタイミング次第ではまだ見れないかもしれません)

https://www.scrumfestkanazawa.org/

全体を通した感想

サイト早く作らないといけないけどやり方わからないしどうしたものか...となっていたところ、サクッと川口さんが入ってきてくれてモブであっという間にサイトができたのがとても良かったです。

また、オンライン配信の方もやれるといいなあと思っていたので協力してもらえることが正式に決まって安心しました。

バグ分類に合わせた品質評価 - エビデンスにもとづくシフトレフトとシフトライトテスティングに参加してきた

findy.connpass.com

こちらのイベントに参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。

会の概要

以下、イベントページから引用です。

本イベントでは、実証的ソフトウェア工学の研究をされている森崎修司(@smorisaki)准教授をお招きし、シフトレフトとシフトライトのアプローチを適切に統合し、迅速なリリースサイクルと品質向上をどのように実現するかに焦点を当て、森崎先生の研究(エビデンス)に基づいた解説と具体的な事例をお話しいただく予定です。

会の様子

森崎先生の講演

バグ分類と品質評価方法の例

最初に今回のタイトルにあるバグ分類と品質評価方法の例として、境界値分析が挙げられました。

境界値分析であれば、バグ分類が「仕様とプログラムで条件分岐が一致しない」になり、品質評価が「ペアプログラミング(未然防止)」「条件分岐の境界となる部分をコードレビューで確認する(検出)」「条件分岐の境界となるような値をテストする(検出)」の3つになるということです。

品質評価方法

先程の例でもわかるように品質評価方法は多数あり、合理的な方法を選択して併用することが大切だという話がありました。
また、開発の早期にできる方法に品質評価方法をシフトすることをシフトレフトとして言うという話もされていました。

バグ分類の設定方法

バグ分類の設定方法としては、

  • 過去バージョンや類似システムのレビュー観点を参考にしたりすることでバグ分類を直接指定する方法
  • 提供できていない保証内容や提供することを明示している保証内容からそれを損なうバグ分類を見つけたりする保証すべき内容を明らかにしてからその内容を損なうバグ分類を選ぶ方法

の2種類があるという話がありました。

森崎先生の研究紹介1〜設計時点のモデル図などから修正コストが大きい場所を予測する〜

モデル図やシーケンス図など設計時に作成するドキュメントから修正コストが大きいバグを予測し、実際にコーディングする際にその点に気をつけて実装することでバグを防止する事例の紹介がありました。(詳細は森崎先生の論文参照)

森崎先生の研究紹介2〜自動運転システムでの問題分類特定の取り組み〜

次の事例紹介として、検出されたバグや問題からバグや問題の分類に取り組み、単体テストレベルで見つかるバグをシミュレーションテストで見つけないようにシフトレフトした話がありました。

具体的には、継続的インテグレーションでバグが見つかりそうなテストを優先的に実行することでテストの効果を高めるようにしているそうです。

森崎先生の研究紹介3〜t-wadaさんの協力のもと、可読性向上の度合いからリファクタリングの優先順位を決める~

最後に、命名的問題があるコードと構造的な問題があるコードそれぞれを読んでもらったところ、アンケートだと構造的な問題があるコードのほうが読みにくいと言う回答が多いのに実際にコードを読解できているか(正答率)は構造的な問題があるコードのほうが高い結果になった事例を紹介してくれました。

Q&A

続いて、視聴者からQ&Aがありました。以下、質問と回答を一問一答形式かつ常体で記載していきます。

事例1とモデル検査は違うのか?

モデル検査はモデル自体が厳密に定義されていることが多いが、事例の場合はもっと柔らかく不備がある場合もある。

既に発生したバグをどういう粒度だったりどういうやり方で分類すると良いのか?

森崎先生も悩んでいるが、まずは実際にあったバグから分類をはじめていくといいのではないかと思う。

シフトレフトするだけではだめで比較勘案して戦略を立てるかという趣旨の話だと思うが、どの段階で行うかのトレードオフ判断の事例を知りたい

事例1であれば修正コストが大きい、事例2であれば修正時間がかかってリリースが遅れるかを基準としている。

修正時間がかかってリリースが遅れるかを基準とできればよいのだが、メンバーの力的に難しいというのが実情ではあると思う。

品質評価方法に関してはLLM活用も視野に入るのか?

入ると思うしやっているが、時間の関係もあるので説明しにくい。

境界値分析をするのに同値分割が必要だと思うがこの分割に決まった基準はあるのか?

あると思うが、それが最適化は吟味が必要。

分割の設定方法おアプローチとして事業によって適したアプローチはあるのか?

あると思う。メンバーのスキルやメンバーの意思決定方法や委託をどれだけするかなどの開発体制が大分変わってくるはず。

すごい極端に話せば、一人で日曜大工でプログラミングするときと複数人で開発するときだと全然入ってくるバグは違う。

事例2に関して、検出できると判断できる基準はなにか?

森崎先生個人の意見としては、検出方法(例えば単体テストの自動化など)が設定できれば、検出できると判断していいと思う。

今回説明した方法とODC分析は関連があるか?

めちゃくちゃある。ODCの方が良ければそちらから入ってもいいが、トリガーとか上がりにくいものもODCには入っているので、敷居が高い感じはある。

SSTが示すバグ可能性のどこまでをバグ分類すべきか?

SSTが示すバグの可能性は割と広めに取っているので、この変にたくさん警告あるから見にいってみようみたいな使い方をしつつ、本当に危ない部分は実際に見に行くという形になると思う。

過去にバグ分類を社内で標準化して工程特定できるようにしたのだが、アジャイル開発の浸透によって陳腐化してしまった。アジャイル開発時のバグ分類の観点をアドバイスしてほしい

森崎先生も困っているが、テストや受け入条件を増やすことができたらバグ分類になるのでは?と思う。

バグをどういった単位で分類しているのか?分析に使っている評価軸はあるか?

要因分類と、開発者へのざっくばらんなインタビューの2つを組み合わせられるとよいのではないか?と思う。

バグ分析はどのくらいの頻度で実施するものか?

やり過ぎはしんどいので、開発の仕方や体制、開発機能が変わったタイミングでしばらくしてからがよいかと思う。

仕様ドキュメントがなくQAのキャッチアップ時間がコストになってしまいがちな現場でシフトレフトをどう進めたらいいか?

最も大事なところを先に見せてもらうなどが考えられる。

シフトライトの話は出てこないのだが何を判断材料にするのか?

致命的でないUI不具合などからスタートするとよいのではないか?

認知負荷が上がらないことや開発者体験を損なわないための事例が知りたい

今日の話だと、名前がどうしようもないコードと条件分岐がひどいコードどちらを最初に直すのか?みたいな部分が該当すると思う。

QAエンジニアとして最初に学ぶべきことは?

どんなバグのパターンがあるか、が今日のテーマとしては挙げられる。あとは、どういうバグは不利益になってどういうバグは不利益にならないか?と考えられるとQAエンジニアとして第一歩を踏み出せると思う。

開発者視点と品質保証側の視点の違いを上手く組み合わせて方向性を一致させる際に気をつける点があれば聞きたい

どういうのがユーザーにとって利害があるのか?をすり合わせることなどが挙げられる。

ソフトウェア工学の研究者が、「エンジニア向けに示唆が深いことを言ったとしても自分の業績や評価は上がらない」と言っていたが同じことを思うか?

短期的な評価は上がらないかもしれないが、長期的に見ると役に立たない研究だと判断されて研究分野がしぼむと思うので、示唆が深いことを言う努力をすべきだと思う。

カナリアリリースをして不具合があった際どこまで戻すかに関してルールはあるのか?

ルールはないと思う。戻しやすなどで決めていくのかな、と思う。

会全体を通した感想

森崎先生らしさ全開の重厚な内容で色々な研究が紹介されていて、とても面白かったです。

Q&Aでも幅広い内容の質問が寄せられていましたが、どれに対しても研究者だからこそできる示唆が深い回答をたくさんしてくださっていて、勉強になりました。

オブジェクト指向のこころを読む会 Vol.9に参加してきた

yr-camp.connpass.com

こちらのイベントに参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。

会の概要

タイトルの通りオブジェクト指向のこころを読んでいく会です。今日は第9章の応用問題とあなたの意見を解いていきました。

会の様子

本で気になった部分の議論

P137で、strategyがcontextを照会するパターンはどんなものがあるのだろうか?という話をしていきました。
あんまり良い実装ではないですが、特定のstrategyだけ必要な情報があるような場合だと、strategyがcontextを照会することは有り得そうだという話が出ていました。

また、多態性がないとstrategyパターンには意味がないという話から、実装としてよくないことは承知で、ひたすらパターンを当てはめてみようという話もありました。

応用問題1

結果に注目しているかどうか原因に注目しているかの違いや、変更が有用になる可能性の違い(再設計の原因を予測するほうが、流動的要素がどこかを予測することよりも難度が高い)がありそうだという話がありました。

応用問題2

色々ありますが、一言で言えば変更が難しくなる点が挙げられそうだという話になりました。(変更量が2倍になったり、コードの量が多くて可読性が低下したり...)

一方で、無駄に共通化してしまうよりはコピペしたほうが有用な場合もあるよね、という話も出ていました。

応用問題3

たった一箇所の修正をするだけでも、コード全体を見通したり影響範囲調査を行う必要が出てくる現象のことだろうという話がありました。

応用問題4

デザインパターンを使ったほうがカプセル化の恩恵をそのまま享受できそうだという話が出ていました。

応用問題5

結合度が低くなる点や凝集度が高くなる点が優れているという話になりました。

あなたの意見1

完全に一個人の経験ではありますが、変更しそうだなあと思った部分はよく変更されるので予想が的中するけれども、変更されないだろうなあと思っていた部分もよく変更されることがあるので、予想が外れるという話をしていきました。

如何に予測と違うかを早く知ることが大切で、それこそが早くフィードバックを得るメリットにもなるという話も出ていました。

また、読書会メンバーがアジャイルに慣れ親しんでいることもあり、変更されることが当然だと思っていることも影響していそうだという話になりました。

全体を通した感想

今回もあれこれ実務の話を交えながら会話ができて楽しかったです。

そろそろ実装する機会が欲しくなってきているのですが、この勉強会の中でどうやってそのような機会を作れるかは今後の宿題としていきたいと思いました。