天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

【ラクス】新サービスのローンチを最速で実現したチーム開発/キャリア座談会に参加してきた

rakus.connpass.com

今日はこちらのイベントに参加してきたので、会の様子と感想を書いていきます。

会の概要

ラクスのエンジニアの今野さん・西角さんを中心に、新サービスのローンチを社内で最速で行えた理由、どんな所を工夫したか、といった話を座談会形式で聴いていきました。

会で印象的だったこと

ウォーターフォール寄りだけど...

今野さんいわく、開発手法はウォーターフォールということでしたが、不要な要件や仕様をすぐに落とす判断をしたり、ビジネスサイドとエンジニアが同じ場所で働いて会話したり、ロードマップを用いて機能の優先順位付けや今後の機能拡張予定を管理したり、small teamで開発をしていたり、口頭でコミュニケーションを意識的に高頻度で取っていたり...プロダクトのコンテキストに応じて大分柔軟に開発をされているなあという印象がありました。

今野さんが話されていたウォーターフォールの定義が気になる所ではありますが、開発手法をどうするかよりも、現場の状況を考えながらより良いプロダクト開発をするための努力を重視する姿勢に共感しました。

ドキュメントに積極的に落とす

開発をしていく中で出てきた注意点や仕様について、ドキュメントに積極的に落としているということでした。
ベトナムにもチームメンバーがいるということでしたが、話を伺っている限り連携もスムーズにストレスなく取れているように見受けられて、純粋にすごいなと思いました。

チームの雰囲気

チーム全員と非常にコミュニケーションを取りやすいとお話をしていたのが印象的でした。
こういった雰囲気を作るために、コードレビューで相手が萎縮しないような言葉&声掛けをしているという話や、エンジニア同士で積極的に口頭で会話をしている*1という話、HRTの原則を重要視しているお話...をされているということでした。

具体的な注意点として、コードレビューの口調に気を払っているというのがエンジニアらしく、面白かったです。

全体を通した感想

登壇者や広報の菊池さんが終始優しい雰囲気で話をされており、チームでの開発を楽しんでいる様子が伺えたのが印象的でした。
上記で書いた話以外でも、実際に使用されている技術的要素や今野さんがTech readとして注意しているふるまいのお話なども聴けたのが良かったです。

*1:原則出社で対面でコミュニケーションを取っているということです

大人のソフトウェアテスト雑談会 #89【楽しかったねRSGT2022!】に参加してきた

ost-zatu.connpass.com

今日も葛飾に参加してきたので、会の様子と感想を書いていきます。

RSGTのお話

まだRSGTの余韻が残っていて、RSGTでの想い出話をしていきました。
懇親会をはじめとした場でオンライン区長が一人だけ重鎮感を出していた話、プレゼンテーションの話、これだけカンファレンスがあるのにセッションが尽きない理由...について話をしていきました。

本を買いまくる話

周りの方々が本をぽんぽん勧めてくるので、本を買いまくった結果年1,000冊位の本を買ったという話をしていきました。
本と人付き合いに対してはいくらでも金をかけた方がいいというkiroさんの名言もあったようで、積読とか気にせずどんどん本を積んでいこうという話をしていました。

年で100万以上くらい買えば特定支出控除も働くので、自分も今後どんどん積んでいこうと思います。*1

taxlabor.com

積読解消のために

そもそも積読してもいいんじゃないか?という話はありつつも、積読を減らすためにどのような作戦があるか?という話をしていきました。
主に盛り上がっていたのは、「本を聴いて積読を解消する」という話で、audibleやalexaを用いてながら聴きしながら積読を解消する、という話が出ていました。

ビジネス書や歴史系の本、格言集、哲学書....は聴きながら読むことがしやすいという話をしていきました。(逆に参照が多い本や考えながら読む本は聴いて読むというのはやりづらいな、という話が出ていました。)

www.audible.co.jp

積読を解消するためにという話をしているのに、オンライン区長がさりげなくランニングマウントを取ってくるのはいつも通りでしたww

庭屋さんが登場

なんとリアル葛飾区民の庭屋さんが初めてテストの街葛飾に来てくれました。
葛飾ローカルトークをバンバン話していて、(リアル葛飾区民ではあるので当たり前ではありますが)さすがだなと思いました笑

他責思考の重要性

体調を大切にするための方法として、errocoさんがkiroさんからコーチーズクリニックで、

  • 全部他責にする(ふるまいを覚える)
  • 自分がコントロールできる範囲とそうではない範囲を分ける
  • よく寝る
  • 他人に任せることも覚える

を大事にすると良いとお説教を受けた話を聴きました。
自分自身は他責に全部する、というのは絶対にできないので、確かに他責にしまくるという練習はしていきたいな、と思いました。

タフクエスチョンに対する反応の違い

アジア人はタフクエスチョンを受けると、重く受け止めていることをアピールするために敢えて間を置くけど、欧米では即座に「いい質問だね!」などと反応してくる、という話がでていました。
こうした初めての豆知識がちょくちょく聴けるのも葛飾の素晴らしい所です。

効率を突き詰めると効率が良くなるように見えて効率が悪くなる話

雑談って大事だよねと言う話から、「"効率よく"必要最低限のことだけ伝える」ということを大事にすると、コミュニケーションコストは長期的に増大していって、最終的に当初目指していた"効率"は悪くなるという話が出ていました。

葛飾の例でRyoさんが話してくれたのが分かりやすくて、例えば「おおひらさんちょっと飲もうよ」と話した時、雑談をこれまで繰り広げているからこそ、「Ryoさん飲むんですか!?」という会話の流れができあがる*2というお話がありました。(こうしたコミュニケーションミスが起こらないように、普段から雑談するということ)

また、errocoさんがデータをいくら正規化した所で、インデックス貼らないと意味ないでしょ、という話をしてくれていたのも個人的には分かりやすい例でした。
学習する組織や、Microsoftが出している論文などを読むと詳しく書いてあるということで、ちょっと読んでみようと思います。

身体で教える

最近(?)Ryoさんが、子供にヒープメモリなどの概念を身体で教えるということをしているそうで、いい感じの抽象度・いい感じの分からなさでざっくりと教えることの重要性、実際にどう教えているのか?を伺っていきました。

全体を通した感想

今日の葛飾"も"、面白くてためになる話が多く、終始ためになる話や勉強になる話が展開されていました。

RSGTの余韻もありましたし、普段はご一緒することが少ない*3山本さんに気になっていたことを聴くこともできて、充実した時間を過ごすことができました。

*1:ただし、積まれ過ぎると床が抜けるようです

アジャイルカフェ@オンライン 第4回に参加してきた

agile-studio.connpass.com 

こちらに参加してきたので、会の様子と感想を書いていきます。

会の概要

以下、connpassのイベントページから引用です。

視聴者の方から寄せられたアジャイルの悩みにアジャイルコーチが「あーでもない、こーでもない」「これならいけそうかも」と解決策を楽しく考えていきます。

取り上げる質問

質問:スクラムマスターに必要なスキルは?
質問:ウォーターフォール開発主体の組織にアジャイルを浸透させるためのファーストステップは?

アジャイルコーチの3名がディスカッションします。参加者に発言していただくことはありませんので、お仕事をしながらなラジオ感覚でご参加できます。もちろんZoom チャットでの質問もウェルカムです。当日の様子は録画し、後日公開予定です。参加者の方のお名前・お顔は公開されませんのでご安心ください。

これまで取り上げた質問や、イベントの様子はこちらをご覧ください。

www.agile-studio.jp

会で話されていたこと

スクラムマスターに必要なスキルは?

以下のようなスキルが挙げられていました。

  • スクラムの基礎知識は必要
  • ファシリテーション(スクラムイベントのお手本を見せるスキル)
  • コーチング(対個人、対チームへのコーチング)
  • ティーチング
  • 親身に話を聴くスキル
  • 周囲のステークホルダーアジャイルを説明するスキル、信頼貯金を構築するスキル(信頼を勝ち取りながら回答するスキル)
  • エンジニアリングスキル。これがないと、技術的負債といった技術的部分に対しての感度が緩くなることがある。でもあると、チームリーダーみたいな立ち居振舞いを求められる。

この中でも、当たり前のように思えて、親身に話を聴くスキルは重要で、これができないと信頼もたまらないしニーズを把握できないと何も始まらない、という話が出ていました。

また、上記で挙げられていたようなスキルの身に着け方としては、親身に聴くこと・傾聴スキルが土台にあり、その上で回答のバリエーションや多種多様なコンテキストをコミュニティなどで仕入れる、という話が出ていました。

あと、スキル(学んで身につくもの)なのかは分からないが、スクラムイベントが終わった後に「皆が元気になっているか?」というのを感じるスキル、皆を元気にするスキルというのは大切だという話が挙がっていました。

ウォーターフォール開発主体の組織にアジャイルを浸透させるためのファーストステップは?

まず、ウォーターフォール開発主体の組織、という言葉について定義がされていきました。

  • 上司に従う
  • 言われたことしかしない
  • 計画が固定
  • サイロ化
  • 自発的に動けない
  • 最後にテストする

といった内容が挙がっていました。

続いて、これらの組織を変えるためのファーストステップとして、どんなアクションが考えられるか?という話が出ていきました。

といったものが挙がっていました。

全体を通した感想

今回も、天野さん木下さん家永さんという豪華なアジャイルコーチ陣が話してくれて、お三方の意見の相違点が見れたのは面白かったです。

特に、スクラムマスターに必要なスキルとして、「当たり前のように思えるけど親身に聴くことが大事だ」という話が出ていたのは印象的で、現場で起きていることをまず知る、相手の世界を大切にする、というのはお三方が数々の現場を改善していく中で重要なことだったんだな、というのを知れてよかったです。

 

RSGTのふりかえり(総集編)

2022.scrumgatheringtokyo.org

RSGT2022について、3日間を通して感じたことをふりかえりしていきます。(これまで書いたふりかえり記事は最後に貼っておきます)

運営・スタッフの皆さんがすごい(語彙力)

以前から、RSGTの運営やスタッフはすさまじく練度が高く、まさに究極のスクラムチームだというような噂を伺っていたのですが、噂にそぐわない素晴らしいチームでした。

登壇の際は、HDMIを持ってきていないというトラブルにも迅速に対応して下さり、自分が発表しやすいようにするためのありとあらゆるアイデアを光速に試してくれました。結果的に、何の不自由もなく発表をすることができました。

また、自分が顔と名前を一致できていない人たちやどこにいるのか分からない人たちに、沢山会わせてもらえました。自分のブログを見返してみると、今回お会いした3割位の人たちはスタッフの人たちのお陰で会うことができました。特に中さん・こばせさんにはお世話になりました。

案内もスムーズで、次にどう動けばいいのかがすぐ分かりました。
何か困った時に解消してもらえるスピードの速さも驚きました。初日のkeynoteでは、テラスルームのWi-Fiのつなぎ方が分からず、Discordで質問を投げたのですが、即座にその場にいたスタッフが全員向けにアナウンスしてくれました。

素敵な場を作るのもすごく上手でした。廊下やセッションルームで少し戸惑った参加者を見ると、即座にフォローしている姿が印象的でした。
keynoteでセッションが終わった後の質疑応答では、質問が出ない状態が続くと「すぐに質疑応答って言われても困るよね、もっとみんなゆっくり消化したいよね」と会場の皆さんに投げかけてくれれ、一気に会場の緊張感がなくなったのが分かりました。(その後、質問も自然と出ていました)
また、事務的な案内でも、スタッフや運営の方々の話を聴くのは楽しかったです。特に、satoryuさんはオンサイト上でもsatoryuさんで、会場のトークでは何回も笑わせてもらえました。

まだまだまだ学びが足りない

今回も多数の学びがありました。
廊下でkiroさんだったり楽天のQAの方々と不揮発にできた雑談で生まれた学び、セッションを聴いての学び、登壇してきょんさんからフィードバックをもらったことによる学び、OSTで森さんに大分図々しく質問したことで生まれた学び、懇親会でリアルな現場の話を聴いてうまれた学び、懇親会で根本さんに探索的テストや忍者テストの意義, ワークショップ設計について教えてもらって生まれた学び...学びにあふれるカンファレンスでした。

学びの種類としては、これまであまり深く知らなくてもっと知りたいと思ったもの, 理解がつながったもの, 全然聞いたことがない分野で新たにやってみようと思ったもの, かなり勉強したと思っていたけどまだまだ深ぼれることに気が付いたもの...色々な種類がありますが、2022年は2021年よりももっともっと学び、更にいろいろなことを知り、様々な場面で実践できるようになりたいです。

発表のフィードバックをもっともらえばよかった

発表が終わって安心したのと、正直あまり響かない話だったらどうしよう...という恐れから、あまり積極的に発表のフィードバックをもらうことができませんでした。
特に自分の発表を初めて聴いた人や、自分の存在を初めて知ったであろう人たちには、もう少しフィードバックをもらえばよかったな、と思いました。

ということで、もしこのブログを読んでいる方で自分の発表を聴いている方がいれば、Discord上(aki.mという名前です)やTwitterなどでフィードバックをいただけるとありがたいです。。。!(DMでも構いません)

ご飯がおいしい

オンサイト上で参加して、ご飯のおいしさを実感しました。
自分は、初日の生姜焼き?風弁当が一番のお気に入りでした。

廊下のわくわく感

噂に聞いていた廊下を拝むことができました。
セッション中でも常に誰かがいて、ふらっと話している場に入れる雰囲気があり、わくわくしました。
特に縁の木では常に誰かがいて、特にわくわく感がありました。

終わらないカンファレンス

Day4, Day5, Day6...とカンファレンスがDiscord上で緩く続いているのが印象的でした。
これからセッションの録画が公開されて、どんどん同時視聴会も盛り上がっていくと思うので、楽しみです。

同時視聴会に限らず、不定期に起こる雑談会に参加したり、1on1や少人数で行う雑談みたいなのもこの流れで増やしたいなあと思います。

オンラインの方々とあまり絡めなかった

次回以降ここは個人的に改善していきたいなあと思いました。
絡めている方々も沢山いたのですが、自分はオンサイトの交流に熱中してしまい、オンラインとの交流が希薄になってしまいました。
行き帰りの電車だったりは絡むチャンスがあったと思うので、次以降のフェスではオンサイトで参加する際にトライしてみようと思います。*1

初めての繋がりが想像以上にできた

初日の知り合いを増やす会では、かがわさんまえけんさんおむむさん久宗さんと初めてつながりました。
楽天のスポンサーブースでは、くにもとさん高嶋さんジミーさんと話すことができました。
廊下のなんでもない雑談の流れでは、今川さんやえるさんに自己紹介して、はじめてお話することができました。
縁の木では、kiroさん、水野さん、高江洲さんといったレジェンド(?)の方々と初めてお話することができました。

おそらくお互い知ってはいたけどオンライン上も含めて一度も話したことがなかった方々で言うと、宮崎さん・原田(さとし)さん・藤井さん・てらひでさん・まつしゅーさん・じゅんぺいさん・穂苅さん・みほらぶさん・上戸鎖さん・中野さん・小島さん・ひろみつさん・かおりっとさん・佐野さん・原田(いさお)さん・うつみさん・やっとむさん...とは、今回のRSGTで初めてお話することができました。(いきなり話しかけてしまったりした方もいたのですが、皆さん本当にやさしくて感動しました)

初めての繋がりというと少し違うのかもしれませんが、自分が一方的に認知していると思っていた方々で言うと、ゆのんさんや天野さん、松崎さん、ikikkoさん、矢田さん、yotaさん、矢田さん、森谷さんといった方々とは初めてお話することができました。(が、皆さん自分のことを知ってくれていて、驚きと共にすごく嬉しかったです)

現場の話が普段よりできた

会話の話題としては、セッションの感想やRSGTという場についての話が多かったですが、現場で実際にどんなことが起きてどんなことに困っているという話や、現場で実践している話がたくさんできて、楽しかったです。

色々な現場のコンテキストが混じり、新しい視点が生まれたのも個人的には学びが深かったです。

楽しみ方の幅が広がった

今回は殆どのセッションをほとんでみませんでしたが、色々な人と話せたり、RSGTの歩き方を教えてもらって、楽しみ方の幅が広がりました。
沢山の楽しみ方を教えてくれた皆さんに感謝したいです。

また、「自分はこういう風に楽しみました!」という風に楽しみ方を教えてくれて、「~のようにみんな楽しんだ方がいい」「~という場なんだから~した方がいい」といった、押し付けがほとんどなかったのも個人的には居心地がよいなあと思いました。

オンサイトでオンラインが再現されていた

分散アジャイルチーム・テストの街葛飾...これまでずっとオンライン上で活動していたコミュニティが、オンサイト上で再現されていた瞬間があって楽しかったです。

普段のメンバーなはずなのにまた全然違った感覚があって、でもいつも通りの安心感もあって、ギャザリングする中でも特に最高の時間でした。

またスクフェスが生まれた

前回のスクフェス三河で生まれたスクフェス新潟に続いて、スクフェス仙台・スクフェス福岡が今回新たに発足しました。
わくわく感が溢れるフェスがまた新たに、それも2つも誕生したのは楽しみでしかなくて、今からどんなフェスになるのかが楽しみです。(天野さん松崎さんとは今回楽しくお話ができたこともあり、是非何かしらの形で関わりたいなあと思います)

ただわくわく感が増える一方で、これだけスクフェスが続くと、フェス疲れみたいなのが出そうで、どこかで一時的にフェスやカンファレンス、コミュニティの参加を止めるような時期ができるかもな、と思いました。
勿論それが悪いことでは全然ないですし、杞憂に終わる可能性もあるかもですが笑

Youtubeのありがたみ

殆どセッションを見れていなかったので、Youtubeで即日動画公開されているのはありがたかったです。
画質も良く、今後是非継続して欲しいなあと思いました。

自分の発表も(正直あまりふりかえりたくなかったですが笑)即日ふりかえることができて助かりました。後日だとフェスの高揚感が落ち着き、なかなか見るモチベーションがわかなくなるので...

最高にギャザリングできた

3日間、楽しくて楽しくて仕方がなかったです。
たくさんの本当に尊敬している人たちに会えて、色々な話ができて、最高でした。
後々ふりかえると話せなかったことに後で気が付いた人もいましたが、話したいと思っていた人たちとはほとんど全員と話せて、本当に嬉しかったです。

普段の活動領域(仕事もコミュニティも)が全然異なる人たちが交わっていくのが素敵で、アジャイル札幌の皆さんとテストの街葛飾でするような話をしていた時や、異なるドメインの話をお互いにして全然見たことのない反応が巻き起こった時は、なんだか不思議な感覚を持ちました。

やさしさ・あたたかさ・幸福感・感動・好奇心が満たされるような感覚・刺激・わくわく感・リラックス感...多数の感情が交わり、自分自身が自分らしくあれるような感覚を持ちながら幸せな3日間を過ごすことができました。

過去記事

aki-m.hatenadiary.com

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*1:逆にオンライン参加する時は、オンサイトの方々と絡めるようなトライをしたいです

インプロでふりかえりしてみよう!に参加してきた

connpass.com

今日はこちらのイベントに参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。

会の概要

https://confengine.com/conferences/regional-scrum-gathering-tokyo-2022/proposal/16086

インプロ×ふりかえりのコラボレーションを実際に体感してみようというセッションです。
ただ、RSGT2022のRyoさんのセッションを受けて雑に作られた会なので、どんなことが起こるかはわかりません。。

会の様子

期待値表明

今日の会に来た目的を参加者同士で話していきました。
皆さん多種多様な参加理由でしたが、楽しみたい、わくわくしたいという想いで参加されている方が多かったです。

注意点説明

今回は(少なくとも)びばさんとは全員が繋がっているため、ある程度の関係性構築はできているものの、普段から一緒にスクラムをしているというほどの関係性ではないので、もしかすると現場で実践する・活用するイメージはわきにくい(もう少し消化が必要)という説明がありました。

前提説明

実際にインプロとふりかえりのコラボレーションをしていく前に、インプロとは?関係性とは?アジャイルとインプロの共通点は?という説明をRyoさんうつみさんから簡単に説明してもらいました。

ただ、説明はかなり簡単に済ませ、「実践しながら考えてみよう」というスタイルで会は進行していきました。

Zoomの説明がてら簡単なゲームをしてみる

うつみさんが指定した人数だけ画面上でカメラオンにしてみるという簡単なゲームをしていきました。
物凄くシンプルなゲームですが、意外とうまくいかなくて動揺する場面が自分も含めた参加メンバーにあり、その様子が非常に楽しかったです。

インプロをやってみる~その1~

ストーリースパインという手法で、参加者全員でインプロを体感してみました。

昔々あるところに……
毎日毎日……
ところがある日……
そこで/すると……
そこで/すると……
そこで/すると……
そしてついには……
その日以来……
教訓:

という順で、3人がそれぞれセリフを繋いでいきました。
とんでもないストーリー・とんでもない教訓が出てきて、めちゃくちゃ楽しかったです。

参加者の練度が高かったこともあったのか、どんなことを言ってもみんながストーリーにしてくれましたし、自分自身も意外となんでもありのままで受けいれることができたことに驚きました。

インプロをやってみる~その2~

解決社長というインプロを続いてやっていきました。

部下「社長、大変です!~~」
社長「ちょうどよかった!~~」
部下「さすが社長!」

ストーリースパインより更に訳が分からなくて楽しかったのですが、参加者の意外な一面が多数見ることができて、楽しかったです。
自分も、普段の仕事では出てこない競争心溢れる勝負師(??)の一面が出ていたようでしたw

インプロの感想を書いてみる

Miro上で、これまで2個インプロを体験して感じたことを参加者全員で書き出していきました。
最初は、「インプロをした結果どんな一面がそれぞれに見えたのか?」という質問に対する回答を書いて、その次に、「今日体験したワークの中でいつもとは違う関係性が見えたか?」という質問、更に「個人として関係性に対して「こういうことができる」「こういうことを貢献できる」というのはあるか?」に対する回答を書いていきました。

参加者全員の新たな一面が見えて面白かったですし、何か体系的な知識ではなく、その人との関係性やその人自身という所にフォーカスして色々なことをするイベントは殆どなかったので、出てくる感想や得たものの質感が普段と違って、面白かったです。

全体を通した感想

みんなでわいわいできて楽しかったです。
インプロが本当に面白くて、これから定期的に色々なゲーム?(手法?)をやってみたいと思いました。

あっという間の時間で、今日この場を用意してくれたびばさんと、色々教えてくれたうつみさんRyoさんには感謝です!

RSGT2022のスライドを公開しました

RSGT2022のスライドを公開しました!
元々のスライドが、スライドだけみても殆ど分からないものだったので、少しだけスライドを加えています。

Confengine

https://confengine.com/conferences/regional-scrum-gathering-tokyo-2022/proposal/16154

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RSGT2022のふりかえり(3日目)

2022.scrumgatheringtokyo.org

昨日、RSGT2022に参加してきたので、最終日のふりかえりをしていこうと思います。(今日も、時系列で起きたことをひたすら書いていきます)

OST~社内コミュニティ持続のためにできることは~

意見が活発に出ていました。

  • そもそも社内コミュニティを持続したくないんじゃないのか?(メンバーに気持ちを聴いてみた方が良いのではないか?)
  • RSGTをはじめとした社外イベントに参加してもらうと良いのではないか?
  • 2人からはじめて徐々にスケールさせていくと良いのではないか?

...が主な意見としては出ていました。

意見も出ていて、うまく場が作られている感覚もありましたが、オンラインの方々からの意見はやや少なめだったので、楽しく参加できていたのかな?というのは少し気になりました。

OST~森さんに質問をしてみる~

OSTのテーマでも何でもないのですが、森さんがプロダクトや組織の構造を普段どのような手順で明らかにしているのか、という思考過程が知りたく、質問をしていました。
技術の境界を意識するというお話、原因を確率分布で捉えた時に充分に結果に対する因子としての仮説として確からしいことが明らかである場合(例えば、原因となる事象を起こした時に結果が一定以上の確率で起こる場合)はその原因と結果の結びつきがあると判断しているという話、そういった原因と結果の結びつきを集めていくことでコンテキストが似たような状況では同じ原因になるんじゃないかと推測できる話...を聴いていきました。
周りにはAckyさんや松下さん、きょんさん、紺野さんなどもいて、完全に分散アジャイルチームでした笑

ひろみつさんとご挨拶する

セッション間の移動最中に、ひろみつさんとお話することができました。
Day2までで大体全員と話せたと思っていたのですが、OSTのテーマ出しタイミングで、ひろみつさんがいること&ご挨拶できていないことを知って探していたので、このタイミングでお会いできて良かったです

OST積読問題・コミュニティに参加できない問題を解消~

最後は原田さんのOSTに参加してきました(原田さんとは初対面でしたがこの3日間で色々お話する機会に恵まれたのですが、原田さんの素敵な人柄, 人との関係性構築の上手さもあって、とっても楽しい時間を過ごすことができました)。
意見としては、
お金で殴れるものはどんどん殴ろう(カンタくん, ルンバ...)
要約アプリや聞き流しアプリなどで短い時間も活用していこう
家族とはコミュニティに参加に関するためのルール(例えば家事分担...)を決めておく
といったものが出ていました

えるさんとお昼を食べる

OSTの流れで、積読したって別にいい, 本のリファレンス追っていると本が読み切れない...本の話題で盛り上がったのと、アレグザンダーやフッサールの話をされていた点に惹かれて、えるさんとお話を続け、その流れでお昼ご飯を食べながら会話をしていました。
えるさんとは、サイボウズさんのスポンサーブースで今回初めてお会いしたのですが、話も考え方もとっても面白く、貴重な出逢いの一つでした。

きょんさんから発表のフィードバックもらう

えるさんとランチを食べていたところ、きょんさんが合流しました。きょんさんはえばらさんともお知り合いということで、改めて顔の広さに驚きました(とはいえ、きょんさんもRSGTに参加されている殆どの人は知らない人たちみたいです)
その後、自分の方からお願いして、発表のフィードバックをしてもらいました。

もっと相手からの共感を得るためにどういう話し方をすればいいか、発表の繋がりをより上げるためにどうすればいいか、スライドや話の構成をどう変えるとより良いか…という話をしていただいて、その後はそもそもRSGTの発表というコンテキストにおいて発生する特性の話、プレゼンでより相手に伝えるためにきょんさんがしている工夫の話...をフィードバックしてもらえて、大変ありがたかったです。

その後は、自分の今回の発表という所からは少しずれて、きょんさんのプレゼンが変容するまでの過程の話、普段のコミュニティ活動とスライド作りへのつなぎ方の話、きょんさんがスライドの種をどう集めているかという話、きょんさんが相手から共感を得たり行動変容を起こすために意識していること、きょんさんがプレゼンのフィードバックをどのような人にどうもらっているかの話、RSGTの発表できょんさんが意識していること、他のスクフェスの発表できょんさんが意識していること、プレゼン作りで参考にしている学問や知見の話、プレゼンテーションテクニックの話...を聴いていました。

ランチタイムの後半くらいからお話を聴いていたのですが、クリエーションラインさんがやっていたというスポンサーセッション?に加えてclosing keynoteの前半部分をぶったぎってしまったのですが、1時間以上もきょんさんから1on1でプレゼンの話が聴けて、何物にも代えがたい時間を過ごすことができました!

ちなみに、今回フィードバックを貰う際に前提としていた話・基にしていた話は、きょんさんのnoteにあるので、もし気になる方はどうぞ!

note.com

closing keynote

前半部分はきょんさんとお話していたので聴いていないのですが、途中から牛尾さんのclosing keynoteを聴いていきました。
これまでソフトウェア開発で積み重ねられた基本原則や当たり前のことにしたがって開発をしているだけという捉え方ができるかもしれないという気もしましたが、信頼や多様性を土台にしつつ合理性を徹底的に突き詰めるとあのようになるんだろうな、と思いながら聴いていました。

今回牛尾さんの話を初めて聴きましたが、なんとなく咳さんの話を思い出しました。

記念撮影する

最後に牛尾さんも含めて記念撮影しました。
これまでHPでいつも見ていた光景がリアルタイムで広がっているのは圧巻でした。

まえけんさん久宗さんおむむさんと遭遇する

知り合いを増やす会で一緒だったまえけんさん久宗さんおむむさんと遭遇し、記念撮影しました。
今回のRSGT2022では、昨年以上に初めての繋がりを生むことができたのも本当に良かったです。

だいみょーさんに会う

いきいきいくおさんを探してふらふらしていたら、普段コミュニティでご一緒することが多い&同じ金融ドメインのだいみょーさんにお会いしました。

オンサイトにいると思っていなかったので*1とても驚きましたが、オンライン上では自分が勉強会に参加し出した結構初期の頃から繋がっていたので、お会いできて嬉しかったです。

懇親会その1に行く

びばさんKANEさんnakoさんやすがひらさんだいみょーさんと一緒に懇親会に行きました。
今回のRSGTをkeynoteをはじめとしたセッションを中心にふりかえったり、来たるふりかえりカンファレンスの話をしたり、カンファレンスの想い出の話をしたり、楽しい時間を過ごしました。

その後、探していたいきいきいくおさんにご挨拶することができました。
noteを見たり、いくおさんの数々のセッションをこれまで見てきて、たくさん勉強させてもらっていきいきしていたので、最後の最後実際にお会いすることができて本当に良かったです。

懇親会その2に行く

その後は遂に(?)下の中華で懇親会をしました。
数十人がいたのですが、最初はnakoさんやすがひらさんだいみょーさん松崎さんとお話をしていきました。
皆さんがされている仕事の話やスクラムとの出逢いの話、RSGT全体の想い出や登壇話...をしていきました。
特に松崎さんは、昨日お話できるかも...!と思っていたらテーブルが別でお話できていなかったので、松崎さんが今の仕事に入るきっかけや(同じドメインで)どんな仕事をされているのか...を聴くことができて、よかったです。

途中からはメンバーを変え、こばせさんAckyさん森さん森谷さん及部さんてらひでさん今川さん松下さん川口さん滝川さん原田いさおさんAkiさんなどども話をしていきました。
森谷さんとオンラインも含めて初めて仕事のこと含めお話したり、川口さんの失礼なニックネーム(!?)の話とニックネームがつけられた過去のエピソード話を聴いたり、てらひでさんや松下さんとテスト駆動開発の話をしたり、飲み会で有名な(?)滝川さんとお話したり、モデリングや研修, XPの話を及部さんや原田いさおさんと話したりしていきました。及部さんとはRSGTの話(及部さんが参加していた、OSTやコーチーズクリニックで気が付いたこと,,,)や仕事の話、及部さんが普段やる研修の話...を聴きました。

皆さんと話せてすごく楽しかったのですが、特に、懇親会の最後に、コミュニティに参加しはじめた初期からオンサイトでずっと話したいと思っていた及部さんと話すことができたのは嬉しかったです。
コミュニティやイベントに参加しはじめた最初の方から自分のことを認知してくれて歓迎してくれていたのが及部さんだったので、話すごとができて感無量でした。
オンサイトでも及部さんは及部さんで、一言一言にパワーがあり*2、どんな話にもどんどん及部さんの話や知見をかぶせて話を深めてくれて、とても楽しかったです。

深夜のOST

懇親会後、3時半くらいまで深夜のOSTをしていました。
大分深夜ノリが入っている話もありましたがw、TKさんが家族とのバランスを取りながらコミュニティに参加したいという話をしてくれて、そこからどんどん話が広がり、最後は家族とのバランスに留まらない本当に素敵な話が聴けたのは一番印象的でした。

*1:後でTwitter見返すとRSGTに物理参加されると話していたのですが、RSGT2022タグがついているTweet以外をあまり見ておらず見逃していました、、、

*2:言葉自体にもパワーがありましたが、話す勢いや声にもパワーがあり、度々マスクがずれそうになってずれる前にすぐに抑えていたのが印象的でした